2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
障害100勝
2017/2/24(金)
障害レース通算100勝の高田潤です(^^;;
先週日曜日の京都障害オープン戦でメイショウソラーレ号が頑張ってくれまして、ジャンプ100勝を達成することができました!!
ぶっちゃけ、数字に関するこだわりは全くありませんので、99勝からの緊張やプレッシャーは全然ありませんでした…(^^;;
障害100勝という数字にどれほどの価値があるかはわかりませんが、レース数が圧倒的に少ない障害レースの中でこれだけ勝利できたことは素直に嬉しいですね。
最初のころは障害レースでは大差負けばっかりで、結果が出せないどころか、全く勝てる気がしませんでしたので、自分としてはよくここまで来れたなというのが正直な気持ちです。
平地レースと違い、障害レースに出走するためには障害練習を積んで障害試験に合格しなければなりません。
そのため、多くの時間や根気、体力が人馬ともに要求されます。
それだけの労力を費やして出走にこぎつける訳ですので、その先にある勝利を収めときには、やはり喜びも倍増します!!
平地レースも当然そうですが、僕は障害レースの方がより一層一頭の馬に対する、調教師や厩舎スタッフとのチームワークが必要ではないのかと思います。全てが噛み合わないと勝利には繋がらないのが障害レースだと思っています。
ですので、自分はつくづくたくさんの関係者の方々に支えられているのだなと本当に心からそう思います。
これからも応援して下さるファンの皆さんと支えて下さる方々の期待に応えていけるように、目の前の1勝を目指して、ひとレースひとレース全力でいきます!!
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。