七夕賞

プロキオンS

シャイニープリンス

(牡6、美浦・栗田博厩舎)

キングヘイロー
ダイタクピア
母父リンドシェーバー
通算成績29戦6勝
連対時平均馬体重497kg (最高:506kg) (最低:494kg)
前走時馬体重500kg
POINT飛節の角度が深く、どちらかと言えば瞬発力に秀でた形。平尻でスピード能力に優れているので、もっと短い距離向きともとれるのだが、胴の長さにゆとりがあるので中距離でも大丈夫なのだろう。スピードを生かせる広いコース向きなので、本質的に小回りコースは向かないとみる。6歳馬でも馬体の張りは悪くないし、太め感もなく仕上がった。不安材料があるといえば道悪か。ベタ蹄に近いし、繋の角度も深いのでノメッてしまいそうだ。良馬場希望だろう。

バーディーイーグル

(牡6、美浦・国枝厩舎)

ブライアンズタイム
ホームスイートホーム
母父Seeking the Gold
通算成績29戦5勝
連対時平均馬体重483kg (最高:494kg) (最低:476kg)
前走時馬体重490kg
POINT今年の春までダートを使われていたこともあって、馬体はかなりパワフル。ブライアンズタイム産駒ということもあり、腹袋も立派でいかにもパワー型といった感じ。それだけに34秒2の上がりを使って差し切った前走には驚いたが、あのレースは2着馬がサムソン産駒、3着馬がハーツ産駒と、パワー型の種馬が上位を占めたレースだったので、好走できたと判断する。6歳馬だが馬体の張りも申し分ないし、調子はかなり良さそう。開幕馬場がどうかだが、前がやり合う展開になれば十分アタマからありそうだ。

マイネルラクリマ

(牡8、美浦・上原厩舎)

チーフベアハート
ティアドロップス
母父サンデーサイレンス
通算成績30戦6勝
重賞勝利 14年オールカマー(G2)
13年七夕賞(G3)
12年京都金杯(G3)
連対時平均馬体重473kg (最高:482kg) (最低:454kg)
前走時馬体重472kg
POINT8歳の古豪。3億円以上の賞金を稼いでいる実力馬だが、さすがに馬体全体に衰えが見られるか。全盛期の筋肉量ではないし、筋肉の張り、皮膚の薄い感じもなくなってきた感じがある。毛艶自体は悪く無いので体調そのものは良さそうだが、正直厳しい戦いになりそう。蹄を見ると立ち気味で地面との接触面積が少なそうなので、道悪は巧いほうだろう。道悪時に多少残り目があるかな、といったところ。

ノボバカラ

(牡4、美浦・天間厩舎)

アドマイヤオーラ
ノボキッス
母父フレンチデピュティ
通算成績19戦5勝
重賞勝利 16年かきつばた記念(G3)
連対時平均馬体重494kg (最高:502kg) (最低:484kg)
前走時馬体重502kg
POINT曲飛に寄っていて脚は短め。胴の長さがそれなりにあるのでコテコテの短距離馬ではないが、距離はマイルくらいまでだろう。本来瞬発力がありそうな造りをしているが、気性の関係もあるのか、前で競馬することが多い。個人的には一度控えた競馬を見てみたい。皮膚が薄く筋肉の張りも良い物があるが、各パーツのつなぎなどを見てもまだ完成は先かなといった感じ。それでも好勝負必至の良い雰囲気を持っているし、今後が楽しみな1頭でもある。

七夕賞

プロキオンS