-:そのジャスタウェイですが、来週にはもう結果が出ます。

大和屋暁オーナー:ああ、もう一週間か。早いですね……。

-:結果が出てからの動向ですが、どんな考えを持っていますか?

大:勝ったら、これ以上のところは考えられないんじゃないかな。

-:でも、(勝利は)大いにありそうですよね。

大:いや、勝ちますよ。勝つために遠征してるわけですからね。福永さん(福永祐一騎手)が「強ぇ~っ」って言いながらゴールしてくれることを期待しています。それにこの一年いつもジャスタウェイは僕らの想像した以上の走りを見せてくれてますしね。

ジャスタウェイ

決戦の地で調整が進められるジャスタウェイ


-:一頭目に購入された馬は病気で亡くなってしまい、実質、一頭目の登録馬がジャスタウェイ。それが凱旋門賞にまで駒を進めるのだから、世界を見ても類を見ないほどの馬主運ですよね。

大:この後、俺はどうやっていきていけばいいのだろう、となりそうですよね。

-:凱旋門賞が終わってからも祝勝会が続きそうですよね。

大:ねえ。ただし、ガンマGTPの数値が凄いことになってきています。発病しているわけではないのですが……。

-:ハハハ(笑)。今、どれくらいなのですか?

大:3000までは死なない、とは聞いていますが……。

-:レース後にはその数値がもっと上がりそうですね……(笑)。どんなレースになるか楽しみです。

大:楽しみですね。

-:フランスへ向けて、不安はないですか?

大:馬に関してはないですね。緊張はしていますが……。英語が通じないことの不安はありますよ。迷子になるかもしれません。そして、日曜日の祝勝会をどうしようかと。フランスって宗教上の理由でお店がほとんどやっていないんですよ。

-:そこまで考えていらっしゃるんですね(笑)。

大:もちろんですよ!人数もよくわからないんで予約するわけにもいかないですし。

-:いよいよ凱旋門賞です。集大成の一戦となりそうですが、意気込みをまとめてください。

大:頑張ってきます。厩舎関係者のみんなも頑張ってくれていますからね。

-:ご職業がシナリオを書かれる業種ですよね。今後のジャスタウェイの未来は描かれていますか?

大:今ですか?そういう話もされるだけに、必然的に考えないといけないのですが、今は凱旋門賞の話ですからね。そこに集中したいと思います。日本からも、現地で観てくれる方もぜひ応援してください。よろしくお願いします。

ジャスタウェイ

いざ、再び世界の頂へ!