POG実行委員長Y(以下Y):最近、原稿遅くない!?

ライター野中(以下野):申し訳ありません!! 元々、原稿は早い方ではないのですが、3月18日に発売される新書を執筆しておりまして……。その名も「馬券しくじり先生の超穴授業」。

詳細は下記のURLから。(外部サイトに繋がります)
http://www.amazon.co.jp/dp/4584104395

Y:誰も宣伝していいよとはいってないよ!!

野:ちゃんと「競馬ラボ」でもPOGコーナーで連載していますって書いてあるので許して下さい★

Y:一応、聞いておくけど、どんな本なの?

野:(一枚の馬券を取り出す)阪急杯で②トーキングドラムと⑫ナガラオリオンの3連複2頭軸流しを敢行しながら馬券を外す……というメカニズムに迫った本です。

馬券

Y:要するに今までの華麗なるハズレ馬券を一杯載せた本な訳だ。

野:人はどうして「馬券が惜しくハズレてしまうのか」というドキュメントです。

Y:しかし、ダメージの残るハズレ方だね。②トーキングドラムと④ヒルノデイバロー流しで⑫ナガラオリオンが買えないというのならまだ理解できるけど……。

阪急杯

野:貴重なスペースを汚すなという声が聞こえてきそうなので、本題に入りましょう。

Y:桜花賞、皐月賞前の重要な一戦もあるしね。

野:土曜日に行なわれるチューリップ賞はソウルスターリングリスグラシューがやはり主役でしょう。ソウルスターリングは阪神JFでは全てが上手く行った結果に思われているのは事実でしょう。

ソウルスターリング

Y:出遅れて外を回ったリスグラシューの方が上という評価だよね。

野:もちろん、私もその説を支持しています。とはいえ、そう恥ずかしい競馬もしないはず。エントリーチケットミリッサといった勝負駆け組が出来がよくても先着するまでは大変ですよね。

Y:アロンザモナもいるじゃない。

野:アロンザモナはOP特別を勝っているので一般的に勝負度は低いと思います。ただ、阪神JFの上位2頭が出て来るので、本番に向けて力差を測るにはちょうどいいレースかも知れませんね。

Y:ソウルスターリングとリスグラシューに勝負駆け組がどう立ち向かうのかというところだね。

野:日曜の弥生賞は難解ですね。

Y:先週アーリントンCをペルシアンナイトが勝利したけど、王道路線ではないしね。

野:サトノアーサーも毎日杯だとか。

Y:共同通信杯を勝ったスワーヴリチャードも有力馬だと思うけど、まだまだ新勢力がいても不思議無いかもしれないね。

野:最近、ポツポツ該当例が増えてきましたが、堀厩舎が新馬や未勝利戦を勝利したばかりの馬を重賞に挑戦させるケースは意外と少ないんですよ。無理させない厩舎なので。この2~3年で少し数は増えてきましたが、そういった意味でもサトノマックスは自信があるのかもと考えるところはあります。

サトノマックス

Y:里見オーナーの馬でディープインパクト産駒だもんね。

野:サトノマックスは15年セレクトセールで7776万円だった馬。ディープ産駒にしては意外と安かった(!?)と思うのですが(母ラシャルマンテは初のディープ産駒だった)、半姉のエバーシャルマンを手掛けていた堀厩舎に入厩。

Y:厩舎ゆかりの血統という奴だ。

野:父がハーツクライからディープインパクトに替わりますが、上のきょうだいを扱っているので、ある程度は計算されての弥生賞挑戦だと思うんですよね。

Y:よく考えているね。

野:朝日杯を勝利したサトノアレス、きさらぎ賞2着のサトノアーサーと有力牡馬がいるんであれば、馬主サイドとしては、無理する必要もないと思うんですね。

Y:たしかに。

野:ただ、サトノダイヤモンドがダービーを勝てなかったのは相当悔しかったんだと思います。アーサーが毎日杯というのもひょっとしたら、毎日杯→京都新聞杯→ダービーというローテーションなのかも。

Y:なるほど、つまり、ダービーを見据えてのローテーションということだ。

野:マックスをここで使う理由って皐月賞を使うかどうかはともかくも、アレス、アーサーに劣っていませんよという意思表示なのかと。

Y:だけど、今週から来日するシュタルケ騎手。

野:ノーザンF系も堀厩舎もJRA騎手よりは外国人騎手が上と思っているところはありますよね。また、代打で乗せるという面もあるでしょうね。ダービーの頃に誰が短期免許で来日しているかは定かではありませんが……。

Y:とりあえず弥生賞の結果次第で騎手を考えようということかも知れないね。

野:ルメール騎手や川田騎手、Mデムーロ騎手などはお手馬も複数いるので、他馬の動向を見極めつつということでしょう。

Y:なるほどね。ただ、レベルの高い百日草特別こそアドマイヤミヤビに負けたけど、京都2歳Sを制覇したカデナだとか2連勝のダイワキャグニーといったところもいるよ。

野:カデナのために福永騎手は復帰したといってもいいでしょう。福永騎手も40歳を超えているので、ダービー制覇のチャンスも限られてくる頃。元々、武豊騎手でデビューした馬だし、何かあれば乗り替わりすらある状況です。

カデナ

Y:ダービーの有力馬に躍り出る可能性もあるもんね。

野:そういった意味で意欲は買わないといけないはず。ダイワギャグニーもセレクトセールで1億円を超えた馬。何故か2戦ともあまり人気になりませんでしたが、東京で連勝も先行力もあるし中山でも対応できるはず。素質だけならグローブシアターも負けていないとは思いますが……。

Y:出たな「……」。

野:福永騎手が降りて川田騎手ということからも陣営が期待しているのは分かります。ただ、ガサのない牡馬だし川田騎手は他にお手馬もいますからね。勝負度合いという意味では福永騎手の方が上というのは間違いないでしょう。

Y:珍しいね。野中君が福永騎手を推すのは。

野:推すというよりは、この週に向けて復帰し、自分ゆかりのシーザリオの仔に乗らないというのは相当な覚悟があるってことではないでしょうか。ただ、私は月刊誌最強の法則誌上でも推しているコマノインパルスをしつこく追い続けます。

Y:それこそ、賞金もあるし叩き台じゃないの?

野:叩き台だとは思いますが、大手牧場の馬が出て来るトライアルであからさまにトライアル用の仕上げはできないでしょう。やはり、大敗するようでは先が思いやられますからね。バゴは急に穴をあける種牡馬ですが、意外と安定力も高いと思っています。

コマノインパルス

Y:どちらにしても、この2レースで桜花賞、皐月賞も見えて来るね。

野:私もスカッと馬券を当てたいものです。

Y:さっきの馬券を見る限り無理だと思うよ……。