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【中山金杯】機密データファイル

過去10年攻略データ

新年最初の重賞競走で、一昨年の勝ち馬ラブリーデイはその後一気にG1ホースに上り詰め、昨年の勝ち馬ヤマカツエースも金鯱賞を勝って先の有馬記念4着。07年の勝ち馬シャドウゲイトもその後、海外G1制覇と飛躍のキッカケにしている。今年はここから羽ばたくスター候補が誕生するか? データから中山金杯を占ってみる。

目立つのは現チャレンジC組


[前走レース]目立つのはレース名の変遷で分かりづらいが、12月始めに阪神で行われている重賞(鳴尾記念、金鯱賞、チャレンジC)を経て参戦した組。実に併せて10頭が馬券絡みを果たしている。
前走が条件戦で好走したのはわずか2頭だがシャドウゲイト、フェデラリストともにこのレースも連勝している。また、前走から距離を短縮して好走した馬は少ない。

前走レース別成績
レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
金鯱賞2-1-0-622.2%33.3%33.3%
中日新聞杯1-1-2-135.9%11.8%23.5%
福島記念 1-0-1-185.0%5.0%10.0%
JCダート1-0-0-150.0%50.0%50.0%
毎日王冠1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
東京ウェルカムP 1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
香取特別 1-0-0-0100.0%100.0%100.0%
ディセンバーS0-2-1-220.0%8.0%12.0%
朝日CC0-2-0-40.0%33.3%33.3%
マイルCS0-2-0-20.0%50.0%50.0%
キャピタルS0-1-0-20.0%33.3%33.3%
新潟記念0-0-2-30.0%0.0%40.0%
チャレンジC0-0-2-20.0%0.0%50.0%
天皇賞(秋)0-0-1-50.0%0.0%16.7%
セントライト記念0-0-1-00.0%0.0%100.0%

年齢別成績 前走着順別成績
年齢 着別度数 前走着順 着別度数
4歳2-1-2-18前走1着4-1-3-13
5歳3-3-4-22前走2着1-2-1-6
6歳2-3-3-30前走3着2-0-1-10
7歳3-2-1-28前走4着1-1-1-9
8歳以上0-1-0-30前走5着0-2-0-8
前走6~9着0-3-2-38
前走10着~2-1-2-43

過去10年注目データ

[馬齢]勝ち馬は4歳から7歳まで幅広く出て、7歳馬が5歳馬と並んで3勝とベテランが頑張っている。5歳馬の連対率、複勝率がやや高くなっているが、強力にプッシュするほどではなく、年齢はさほど気にすることはない。ただし8歳以上は割引。

[前走着順]前走から連勝を果たした馬は4頭で、勝ち馬に関しては8頭が前走4着以内。前走10着以下から好走した馬は10年3着を除いた4頭が中山の重賞で連対の実績を持っていた。また、前走崩れて2~3着に巻き返した馬も中山で好走実績を持っていた馬が多い。

[枠順]枠番では過去10年8枠に勝ち馬がおらず、1枠2勝、2枠3勝と内枠が優勢。2枠は2着も3回ある。2~3着に関しては5枠と6枠が優秀で6枠は1勝、2着3回、3着4回と過去10年で8回馬券絡みを果たしている。
馬番別では「14」と「16」が馬券絡みゼロ。「4」の2勝、2着2回と「12」の複勝率50%が光る。

[脚質]直線の短い中山とあって、先行馬の活躍が光り、勝ち馬の7頭が4角4番手以内。4角11番手以下の後方から差し切った馬はいない。4角先頭で踏ん張った馬も多く、先行勢が有利なのは間違いないが、ここ3年は中団から差してきた馬が馬券に絡んでいる。馬場の改良により、レース傾向が徐々に変わりつつあるかもしれない。

荒れるイメージは捨てろ!

ハンデ戦ながら勝ち馬は全て5番人気以内。6番人気以下の馬は出番が少なく、アタマで無理な穴狙いは禁物。人気どころをしっかり押さえた馬券作戦が有効だ。

人気順別成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気2-1-3-420.0%30.0%60.0%
2番人気2-2-1-520.0%40.0%50.0%
3番人気3-0-0-730.0%30.0%30.0%
4番人気2-2-0-620.0%40.0%40.0%
5番人気1-2-3-410.0%30.0%60.0%
6~9番人気0-1-1-380.0%2.5%5.0%
10番人気~0-2-2-640.0%2.9%5.9%

プラスαデータ

タダでは帰らない関西勢

関東の重賞でありながら、過去10年は関西馬が6勝。2着は関東馬が6回と踏ん張っているが、3着は関西馬が7回と関西馬が優勢。
ジョッキーでは関西から遠征してきたジョッキーがキッチリと仕事して帰っていて、延べ26回の騎乗機会で4勝、2着3回、3着4回。新年初日にわざわざ遠征してくるのは勝負の証と見ることが出来る。今年の参戦はないが、F.ベリー騎手の活躍も光る。

[キャリア]7歳馬が頑張っていることもあり、キャリアが多めの馬も馬券圏内に飛び込んでいるが、アベレージが高いのは16~20戦の比較的フレッシュな馬。ベテランの奮闘があっても、キャリアは30戦までが望ましく、31戦以上で2着に入った2頭は前2走までにオープン特別勝ち、もしくは重賞2着の活躍があった。

[乗り替わり]古馬のG3とあってか、前走からの乗り替わりも多く発生していて、それが結果に結びついているケースが多い。乗り替わりは積極的に狙っていけるが、数が多いだけにアベレージで見ると、前走と同じジョッキーの方が良い数字が出ている。

[騎手]2011年以降に行われた中山芝2000mで最も多くの勝鞍を挙げているジョッキーは蛯名騎手の22勝。続くのが21勝の戸崎騎手で、この2人が20勝を超える勝鞍を挙げている。以下、田辺、内田博騎手が17勝、田中勝、吉田豊騎手が15勝で、上位10名に関西所属のジョッキーはいない。関西所属ではC.ルメール騎手が8勝、岩田騎手が5勝、川田騎手が4勝と続く。

[馬体重]パワーを必要とするタフなコースとあって、馬格のある馬が活躍していて、520キロを超える馬が4勝しているのは特筆すべき数字。勝ち馬の9頭が480キロを超える馬体重となっている。

[種牡馬]過去10年、このレースで2勝している種牡馬はアドマイヤベガとキングカメハメハの2頭。アドマイヤベガはもう産駒がおらず、キングカメハメハは現在2連覇中。昨年は唯一の産駒ヤマカツエースが勝ち、一昨年は3頭が出走してラブリーデイが1着、デウスウルトが3着という好成績を収めている。ディープインパクト産駒は14年に1番人気3着のディサイファが最高の成績。このレースに関してはひと息の成績となっている。

データの決断

中山巧者が活躍するレースで、ここは中山2000mで(3-2-0-1)の好成績を残し、前走勝ってここへ臨むツクバアズマオーを軸に据えたい。
相手筆頭には王道ローテのチャレンジCを勝ったマイネルハニーを。昨年春にはスプリングS2着の中山実績もあって逆転も十分。
上がり馬のストロングタイタングァンチャーレ、そして昨年の2着馬マイネルフロストの巻き返しに期待したい。