坂路コラム『リットーのさかみち君』

トピックス

●○この2、3日前の春うららの天候から、またまた冬に戻ったかのような今朝の栗東。
横風は冷た過ぎて、手が、顔が、痛く感じる。
そんな中で坂路の角馬場前で取材のサカミチ君。
今日も武豊Jがアイポッパーの阪神大賞典の1週前追いきりに跨るとの情報を仕入れたのでスタンバイだ。

寒い中、白や緑の各厩舎のシンボルカラー・ジャンパーを来た助手やジョッキーが跨ってダクを踏んでいる角馬場の傍で佇んでいたら、来た来た、武豊Jがいつものタケカラーの黒に白い袖のジャンパーを着て颯爽と現れたのが6時40分。
さすがにその場の殆ど全員がアイコンタクトや挨拶で声を掛け合う。
みるみる間に角馬場には馬があふれる程に。
池江寿師と仲良く会話をしていた武豊Jも、馬に跨りウォーミングアップ。

しばらくして坂路を下り馬場に向かった。
ゲートの上にある空き地で、厩務員さんたちがたむろしている場所にサカミチ君も移動。
しばらくして開場と共に馬が現れだし、馬場の中の入り口から武豊Jと角居厩舎のスタッフが現れて調教開始だ。
どうやら本日の一番目は、今週日曜に騎乗予定の角居厩舎の新馬、シーザリオの妹ポルックスのようだ。
外に岩田Jを背にしたアルヴィス、内はちょっとゼッケンが見えない。
ゆったりと進み、3角、4角を回り最後の直線までそんなに手綱をしごいた様子は伺えなかった。
どうやらこれが俗にいう角居流なのだろう。
同じ角居厩舎が3組ぐらい続く追いきりだった。

数分後に引き上げてきた武豊Jは先ほどの角馬場に到着。
どうやらまだ今日のメインメニューのアイポッパーが到着していない。
ほどなく坂路の上の方からピンクカラーの清水出厩舎カラーが現れた。
そこで跨った武豊J。
そのまま坂路を下っていき、先ほどと同じように馬場に向かい今度はDWに入った。
単走で追われたアイポッパーだが、風がかなりきつく感じられサカミチ君には終いかなりバタバタになったように見えた。
ところが引き上げてきた武豊Jと助手の会話を聞くと、『なかなか良かったですよ』との報告が耳に入った。
後で時計を聞くと上がり1Fも12.6とけっこう速く、見た目と実際の違いを(素人ながら)まざまざと感じた次第だ。

その後武豊Jはスタンドへ引き上げ取材攻勢。
どうやらどこかのスタッフの写真撮影とかモロモロの番外取材までこなして、9時過ぎに船橋のダイオライト記念に出走するサイレントディールの騎乗に向けて引きあげて行った。

※坂路は今日も速そうで、ちらっとみた感じではドラゴンアローが51秒台で12.1とかの時計をマークしたりしているのをモニターで確認しました。

□ちなみにアイポッパーの時計を聞いたので書き込んでおきます。

DW アイポッパー 81.4~66.0~52.4~39.1~12.6 一杯でした。