【アンタレスS】ナムラビクターが待望の重賞初制覇!

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14年4月19日(土)、2回阪神7日目11Rで第19回 アンタレスステークス(GⅢ)(ダ1800m)が行なわれ、小牧 太騎手騎乗の2番人気・ナムラビクター(牡5、栗東・福島信厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.5(良)。

2着にはアタマ差で5番人気・トウショウフリーク(牡7、栗東・今野厩舎)、3着には1番人気・ニホンピロアワーズ(牡7、栗東・大橋厩舎)が続いて入線した。

グレイスフルリープが好スタートからハナを奪い、ナリタシルクロードにダノンバラード、トウショウフリークと隊列が続いた。ニホンピロアワーズは5番手でレースを進め、ナムラビクターは中団追走から、4コーナー手前でニホンピロアワーズの外までポジションを押し上げた。直線ではナムラビクターとニホンピロアワーズの叩き合いが続いたが、最後にもう一伸びを見せたのはナムラビクター。ゴール直前で急追したトウショウフリークをアタマ差凌いで優勝。ニホンピロアワーズは最後まで逃げ粘ったグレイスフルリープを何とか交わし、辛うじて3着を確保した。

勝ったナムラビクターは待望の重賞初制覇。3歳時にはレパードSでホッコータルマエとクビ差の接戦を演じ、秋にはオープン特別を5馬身差で圧勝するなど素質の高さを示していたが、骨折の影響で長期休養を余儀なくされた。しかし、昨年9月の復帰後も安定した走りを見せ、オープン特別を2勝。今回は約1年5ヶ月ぶりの重賞挑戦で、G1馬を競り落とす堂々の競馬。今後のダート戦線を大いに沸かせてくれそうだ。

鞍上の小牧太騎手は昨年8月の北九州記念(ツルマルレオン)以来の重賞制覇。アンタレスSは2008年(ワンダースピード)に次いで2度目の勝利となった。

馬主は奈村 信重氏、生産者は日高のいとう牧場。馬名の意味由来は「冠名+勝利者」。

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ナムラビクター
(牡5、栗東・福島信厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:ナムラシゲコ
母父:エンドスウィープ
通算成績:15戦7勝
重賞勝利:
14年アンタレスS(G3)






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