スニッツェル産駒のテイケイラピッドが差し切り…阪神新馬

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14年6月14日(土)、3回阪神3日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、川田 将雅騎手騎乗の5番人気・テイケイラピッド(牝2、栗東・荒川厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.6(良)。

2着には1馬身1/4差で11番人気・タガノアザガル(牡2、栗東・千田厩舎)、3着には6番人気・ゲネラルプローベ(牡2、栗東・橋口厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヤマカツライデン(牡2、栗東・池添厩舎)は、序盤に追走で苦しみ、終いも伸ばしたが、4着に敗れた。

人気のコンフェッシオンらが遅れをとる中、大外からタガノアザガルが勢いよくハナへ。そこへマイネルレハイム、テイケイラピッド、ゲネラルプローベも続く形。3F過ぎで6頭ほどが前ひと塊でレースが進んだが、4コーナーを向く頃には後続が後退。
直線でタガノアザガルが一時はリードを広げるも、内からテイケイラピッドが伸びをみせ、ゴール前で差し切った。2着から3着までには3馬身差離れており、内を通った2頭の台頭が際立った。

勝ったテイケイラピッドの父はディンヒル系のスニッツェル産駒。スニッツェルは2007年での共用以降、4年間のブランクを経て、日本での種牡馬共用となり、久々に日本での産駒のお目見えとなったが、世代最初の出走となったテイケイラピッドが見事にデビュー勝ちを決めた。
馬主は兼松 忠男氏で、昨年のセレクトセールで525万円で落札していた。生産者は洞爺湖のレイクヴィラファーム。馬名の意味由来は「冠名+迅速な」。

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テイケイラピッド
(牝2、栗東・荒川厩舎)
父:スニッツェル
母:ラプーマ
母父:Lord At War





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