【ユニコーンS】レッドアルヴィス完勝!アジアエクスプレスは12着

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14年6月22日(日)、3回東京6日目11Rで第19回 ユニコーンステークス(GⅢ)(ダ1600m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の3番人気・レッドアルヴィス(牡3、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.0(稍)。

2着には2馬身半差で4番人気・コーリンベリー(牝3、栗東・柴田見厩舎)、3着には7番人気・バンズーム(牡3、美浦・久保田厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたアジアエクスプレス(牡3、美浦・手塚厩舎)は12着に敗れた。

コーリンベリーが好スタートを切ってハナへ。ペガサスジュニア、ルミニズム、ドリームカイザーが続き、メイショウパワーズは5番手へ。レッドアルヴィスは押し上げて好位の外に、アジアエクスプレスは中団インに待機。直線に入ると、渋太く粘るコーリンベリーと早めに動いたレッドアルヴィスの一騎打ちに。外からは出遅れを巻き返したバンズーム、さらに大外からは最後方に待機していたアンズチャンが猛追を見せる。レッドアルヴィスの脚色は全く衰えることなく、コーリンベリーをかわすとそのまま押し切って快勝。アジアエクスプレスは馬群の中のまま見せ場なく12着に終わった。

勝ったレッドアルヴィスはGⅠ馬カレンブラックヒルの半弟。前走はレコード決着となったハイレベルな一戦で古馬相手に0秒4差4着に食い込む走りを見せ、今回重賞初出走にして3番人気に支持された。関西馬ながら500万を快勝した3走前から連続で東京ダート1600mに出走。得意条件を狙って出走したココで見事重賞初勝利を上げた。

馬主は株式会社 東京ホースレーシング、生産者はノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

1着 レッドアルヴィス(蛯名騎手)
「初めて騎乗したが、これまでの競馬を見て、いい馬だと思っていた。前走もきつい流れのなか、よくがんばっていたしね。使って良くなっていれば、ここでも通用すると感じた。ただ、相手が揃っていたから、どのくらいやれるかは半信半疑。まずは流れに乗り、リズム良く走らせようと考えていたんだ。うまく運べたし、直線に向いたときの手応えも十分。それにしても強かった。まだ緩いところがあるし、成長する余地もたっぷり。順調に伸びてほしいね」

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レッドアルヴィス
(牡3、栗東・安田隆厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:チャールストンハーバー
母父:Grindstone
通算成績:8戦3勝
重賞勝利:
14年 ユニコーンS(G3)





写真=武田明彦

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