【函館記念】得意の函館でラブイズブーシェ!重賞初制覇

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14年7月20日(日)、2回函館6日目11Rで第50回 函館記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、古川 吉洋騎手騎乗の2番人気・ラブイズブーシェ(牡5、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:00.1(良)。

2着には3/4馬身差で8番人気・ダークシャドウ(牡7、美浦・堀厩舎)、3着には7番人気・ステラウインド(牡5、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグランデッツァ(牡5、栗東・平田厩舎)は10着に敗れた。

トウカイパラダイスがレースを引っ張り、グランデッツァは2番手を追走。バウンスシャッセ、アドマイヤタイシなど人気各馬が先行する中、ラブイズブーシェは後方5番手からレースを展開。
3コーナーを過ぎてラブイズブーシェが一気に進出を開始。直線入り口で早くも先行勢を捕らえると、最後までしぶとく末脚を伸ばし優勝。2着以下はダークシャドウ、ステラウインドと中団待機組が続いた。

勝ったラブイズブーシェは3歳時に未勝利戦を勝ち上がれなかったものの、そのまま中央に在籍。格上挑戦となった昨年2月の500万下戦で初勝利を挙げた後は着実に勝利を積み重ね、暮れの有馬記念では4着に食い込むなど実力を付けてきた。前走の目黒記念2着を経て挑んだ今回、過去2勝を挙げている函館の地で、待望の重賞初制覇を飾った。

鞍上の古川吉洋騎手は一昨年の新潟大賞典(ヒットザターゲット)以来の重賞勝利。また、管理する村山明調教師は今年2月のフェブラリーS(コパノリッキー)に続いて、今季JRA重賞2勝目となった。

馬主は「Dr.コパ」の愛称で知られる小林 祥晃氏。今年の上半期はG1を連勝。下半期も所有馬の活躍に注目だ。生産者は浦河の小池 博幸氏。馬名の意味由来は「恋なんていらない」。

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ラブイズブーシェ
(牡5、栗東・村山厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ローリエ
母父:メジロマックイーン
通算成績:23戦6勝
重賞勝利:
14年函館記念(G3)






写真=山中博喜

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