大外強襲!ハナモモが鮮やか差し切る…福島新馬

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14年7月26日(土)、2回福島7日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、柴田 大知騎手騎乗の5番人気・ハナモモ(牝2、美浦・金成厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.3(良)。

2着にはクビ差で3番人気・アルマニンファ(牝2、美浦・伊藤大厩舎)、3着には2番人気・ウナギノボリ(牡2、美浦・高橋祥厩舎)が続いて入線した。
なお、1番人気に支持されたアンジェロビアンコ(牡2、美浦・鈴木伸厩舎)は8着に敗れた。

キセキノブーケが好スタートから単騎で逃げ、リベルテラミューズ、マイターン、アルマニンファなどが追走。馬群は縦長の展開となり、先行勢には厳しい流れに。3コーナーでフロイラインシチーが一気に押し上げ先頭に立ち、キセキノブーケは失速。直線を向くと好位からウナギノボリ、アルマニンファの2頭が抜け出すも、大外からハナモモが強襲し、ゴール直前で差し切った。

勝ったハナモモは近親に弥生賞3着のモエレエキスパートなどがいる血統。
馬主は藤沼 利夫氏、生産者は新ひだかの金 宏二氏。馬名の意味由来は「花名。茨城県古河市の花。花言葉は「天下無敵」」。

1着 ハナモモ(柴田大騎手)
「スタートがイマイチでしたが、かえって脚が溜まりましたし、瞬発力を生かすことが出来ました。最後は良い脚を使ってくれましたね。馬場が緩いとどうか、というところがあるので、予定が1週延びて馬場の良いときに使えたことも良かったと思います。今日は落ち着きがありましたし、使ってテンションが上がらなければ良いですね」

2着 アルマニンファ(田中勝騎手)
「勝ったと思ったんですけどね。外から一気に来られましたし、勝ち馬が強かったと思います。乗りやすいですし、センスの良い馬ですよ」

3着 ウナギノボリ(蛯名騎手)
「最後はよく伸びています。少し忙しい感じがするので、もう少し距離があった方が良さそうです。マイルくらいが合いそうです」

4着 フロイラインシチー(エスポジート騎手)
「良いスタートを切れましたし、良いスピードがあります。もう少し馬場が軟らかい方が良いかもしれませんね。ダートも合いそうです。まだ幼さは残っていますが、レースではしっかり走ってくれました」

5着 リベルテラミューズ(田辺騎手)
「センスが良い馬ですね。稽古で感じたように、良いものを持っています。もう少し体が成長して体力を付けてくれば更に良いですね。大人しい馬ですが、競馬にいくとピリッとしますね」

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ハナモモ
(牝2、美浦・金成厩舎)
父:ホワイトマズル
母:サンデーストーリー
母父:サンデーサイレンス





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