「洋芝は合う」アドマイヤガストに松田博師も期待…札幌注目新馬

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●14年8月3日(日) 1回札幌4日目5R 2歳新馬(芝1800m)

日曜日5Rの2歳新馬戦(芝1800m)で初陣を迎えるのは、松田博資厩舎が送り込むアドマイヤガスト(牡2、栗東・松田博厩舎)。一昨年のセレクトセールにおいて3150万円で落札され、半兄に現役オープン馬のノーステアがいる血統だ。

父は仏G1を制したチチカステナンゴ。先日の中京2歳Sを制するなど、現2歳世代では2頭が勝ち上がっているが、「チチカステナンゴ産駒だし、この芝は合うやろ。あとは能力があるかどうか」と松田博師。血統背景からも洋芝の札幌に適性を見込んだ。

7月中旬から時計を出し始め、今週はレースで騎乗する福永祐一騎手が手綱を執って、ダートコースでの併せ馬。時計こそ5F71.0-55.0-40.7-13.1秒と控えも、併走馬に先着。「札幌に入厩してからはしっかり乗ってるよ」と師も語るように、順調な調整ぶりを漂わせた。

同レースにはトゥザヴィクトリーの子の超良血馬も名を連ねており、初戦からハイレベルな一戦が期待されるが、「トーセンビクトリーも出てくるんやろ?走るかどうかは未知数やけど、俺は期待している」と名伯楽。評判馬を前にしても、ただでは引き下がらない構えだ。

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