【小倉記念】ダコール 充実の6歳夏!「たくましさ増した」

6日、小倉記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ダコール(牡6、栗東・中竹厩舎)は松山弘平騎手を背に坂路で単走の追い切り。ラストまでしっかりとした脚取りで駆け上がり、4F52.4-38.7-25.7-13.3秒を記録している。

「以前はビシッと追い切ると体がペシャンコになって、それをフォローしながらの調整だったけど、今は“しっかり攻めないと”ってくらい。たくましさが増してきてるよ」と中竹和也調教師は手応え十分。6歳の夏を迎えて、さらなる成長を実感しているようだ。

「うちは開門から時間が経ってから坂路へ行くんだ」と語るように、混雑を避ける形で坂路へ入るのが中竹流。結果として、やや馬場が荒れたタイミングでの追い切りとなったが、「この時間帯で52秒台なら上等じゃないの。実際、動きも良かったしね」と、愛馬の動きに納得のジャッジ。

キャリア30戦のうち、掲示板を外したのは僅か2度だけ。一昨年の夏にオープンクラスに昇級してからも、常に善戦を繰り広げてきたダコール。最後に勝利を挙げた小倉の地で、待望の重賞初制覇となるか。