【レパードS】レッドアルヴィス得意の左回りで重賞連勝へ

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提供：アナタの知らない騎手の世界
6日、レパードS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。レッドアルヴィス(牡3、栗東・安田隆厩舎)は助手を背に坂路で強めの追い切り。3F目からペースアップし、4F54.0－39.2－25.1－12.5秒を記録。終いまでしっかり脚を伸ばし、順調が窺えるパワフルな走りを披露した。

「先週にコースでやってあるし、今週は輸送もあるので坂路で。調教でガツンと走るような馬じゃないし、これでちょうど良いでしょう」と安田隆行調教師も納得の様子をみせた。

半兄はG1馬カレンブラックヒル。2走前の三浦特別(1000万下)ではレコード決着となったハイレベルな一戦で古馬相手に0秒4差4着に食い込む走り。前走ユニコーンSでは重賞初挑戦にして3番人気に支持され、2馬身半差の圧勝を遂げた。

「左回りは得意。暮れのG1に使えるように頑張りたいね」と、師は中京競馬場で行なわれるチャンピオンズCへの意欲を表明。関西馬ながら左回りを狙って近4走は全て東京での競馬。1800mの距離でも勝利を上げており、初の新潟も不安はないだろう。レパードSは後にG1を4勝する厩舎の大先輩トランセンドも制したレース。ここをステップとしたG1戦線への飛躍に、師の期待は大きい。