好位から抜け出したミュゼスルタンが快勝…新潟新馬

14年8月10日(日)、2回新潟4日目5Rでサラ2才新馬(芝1600m)が行なわれ、柴田善臣騎手騎乗の2番人気・ミュゼスルタン(牡2、美浦・大江原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.0(稍重)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ソールインパクト(牡2、美浦・戸田厩舎)、3着には半馬身差で13番人気・ニシノオタケビ(牡2、美浦・小桧山厩舎)が続いて入線した。

レディゴーラウンドが好ダッシュでハナを奪い、アライドメジャーズ、ベルメールと続く。ミュゼスルタンは好位の内、人気のソールインパクトはその外に待機。直線に入り、アライドメジャーズ、レディゴーラウンドが抜け出しを図るも各馬横一線状態。最内を突いたミュゼスルタンが手応え良く抜け出したところへ、外からソールインパクト、ニシノオタケビが並んで追い込みをかける。3頭の争いとなったが、最後まで脚色衰えなかったミュゼスルタンが追撃を振り切って快勝。

勝ったミュゼスルタンは、母がJRAで5勝を上げているアスクデピュティ。1歳時にセレクトセールで7875万円で取り引きされている。馬主は高橋仁氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+皇帝(アラビア語)」。

1着 ミュゼスルタン(柴田善騎手)
「最後までラクでしたし、将来性がありそうですね。返し馬でも前の馬に乗りかかろうとしたり、馬っ気には気を遣うところはありますが、能力はありますよ」

2着 ソールインパクト(蛯名騎手)
「勝ち馬とは位置が随分と離れていましたからね。一緒に上がっていく形だったら、また違ったと思います。まだ緩さはありますが、それにしてはよく走っていますよ」

3着 ニシノオタケビ(武士沢騎手)
「まだ緩いところはありますが、気性は素直ですし良い馬です。使って良くなって来ると思います」

4着 ヒアカムズザサン(内田博騎手)
「まだ馬が緩いですけど、その割りには頑張って走っています。経験を積みながらしっかりしてくれば良いですね」

5着 レディゴーラウンド(エスポジート騎手)
「ゲートが凄く速かったので逃げる形になりました。道中は物見をしてフワフワしているところがありましたが、最後までしっかり走っていました。将来を期待できますね。軟らかい芝が合っていると思います」

サラ2才新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ミュゼスルタン
(牡2、美浦・大江原厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アスクデピュティ
母父:フレンチデピュティ

“ミュゼスルタン"/

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