【関屋記念】マジェスティハーツ重賞初Vへ「一番合ってる条件」

13日、関屋記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。マジェスティハーツ(牡4、栗東・松永昌厩舎)は森一馬騎手が騎乗してCWコースで併せ馬。馬なりで6F84.0-67.4-52.5-38.6-11.9秒と抜群の伸びを披露し、2馬身追走した僚馬マルカファイン(古馬1000万)に最後は1馬身先着してみせた。

「馬なりでサッと。楽に交わしていったし、中2週だしこれで十分だよ」と松永昌博調教師は追い切り内容に満足のようだ。

前走の中京記念では、早めに抜け出して一旦は先頭に立つも外から伸びた2頭にゴール前僅かに差されて3着。「左回りのマイルは一番合ってる条件だと思う。今回はいつもより仕掛けを遅らせるぐらいの気持ちで乗ってもらおうかな」と、続けて展望を口にした。

これまで重賞で2着2回、3着1回と、あと少しのところでタイトルを逃してきた。「何とかしたい?いつも何かにやられているからなあ(苦笑)」と師も歯がゆさを感じている様子。今回は得意の左回りの上、長い直線で差しが届きやすい新潟コースとなれば念願の重賞初制覇に絶好の舞台だ。