【札幌記念】ラブイズブーシェ大物喰いへ!「ガチですから」

21日、札幌記念(G2)の追い切りが札幌競馬場で行われた。ラブイズブーシェ(牡5、栗東・村山厩舎)は古川吉洋騎手を背にダートコースへ。終いは一杯に追われて6F84.5-67.7-52.3-38.2-12.1秒を記録。夏の大一番に向けて、万全の仕上がりで臨む。

前走の函館記念では出遅れながらも、3コーナー過ぎから一気のマクリを決めて快勝。重賞初制覇を飾った。「元々は好位につけようと思っていましたが、流れが速くなりましたからね。道中も内を見た感じでは開きそうになかったし、外に行きました。キレイなレースができましたね。一歩ずつ階段を登ってくれています」と古川騎手はレースを回顧。

この中間も付きっきりで調教に跨ってきた。「緩さが残っていて、完成はまだまだ先」としながらも、「無事に来てくれているのが一番です。今回はメンバーが格段に強くなるけど、洋芝は合っていますし、順調に使っている強みがあります。こちらもガチですから」と強豪相手でも臆する様子は無い。

今回の結果次第ではサマー2000シリーズのチャンピオンも見えてくるが、「勝てば色々とついてくるだけ。トウケイヘイローもいるからペースも流れるだろうし、位置取りは出たなりで進めたい」とあくまで自然体。3歳時には未勝利戦で勝ち上がれず、ここまで必死に這い上がってきたラブイズブーシェが、北の大地で大物喰いを狙う。

ラブイズブーシェ

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