【新潟2歳S】1週前 ワキノヒビキ3連勝へ「1F延長なら対応可」

20日、新潟2歳S(G3)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。ワキノヒビキ(牡2、栗東・清水久厩舎)は黒岩悠騎手(レースでは横山典弘騎手が騎乗)を背にCWコースで併せ馬。馬場の外めを軽快に走り、6F83.9-67.5-53.4-39.7-12.0秒をマーク。終いは反応を確かめる程度ながら、ラスト1Fで併走相手を一気に突き放し4馬身ほど先着を果たした。

よもやの14着惨敗でスタートした競走生活だったが、2戦目でしっかりと変わり身を見せ初勝利。そして前走のダリア賞では大外一気の末脚で後続に2馬身半もの差を付け、連勝を飾った。

「前走はこちらもビックリの勝ちっぷりでしたね。入厩当初から良い馬体をしていて、雰囲気はありました。デビュー戦は馬場が悪くて力を出せなかったということでしょう」と清水久詞調教師はここまでを振り返る。

3連勝で重賞タイトル奪取へ。今回は初のマイル戦が焦点となりそうだが、「前走の内容なら1F延長なら対応できるでしょうし、新潟も経験済み。なによりキャリア3戦というのも強みになりませんか」と課題克服を願っていた。