【キーンランドC】高松宮2着スノードラゴン「順調そのもの」

27日、キーンランドC(G3)の追い切りが札幌競馬場にて行われた。スノードラゴン(牡6、美浦・高木登厩舎)は黛弘人騎手(レースでは大野拓弥騎手が騎乗予定)を背にダートコースで単走の追い切りで、5F66.8-52.1-38.2-12.2秒をマーク。馬なりのままスッとラスト1Fを伸ばす内容で好調をアピールした。

先週、1週前追い切りを函館で済ませた後に札幌へ移動。到着後の様子について川嶋調教助手は「馬もリラックスして引っ掛からず扱いやすいですね。順調そのものです」と笑顔で答える。

長らくダートの短距離戦線を選んできたが、今年は久々の芝に転じて覚醒。高松宮記念でも2着に食い込んだように、まさに充実一途のシーズンを過ごしている。

前走の北海道スプリントC(2着)以来、約2ヶ月半ぶりの実戦に向けて「小回りがどうか気になりますが、G1で2着にくる力のある馬。地力に期待したいです。雨が降ってタイムがかかれば、なお歓迎ですね」と意気込みを表明。初の札幌競馬参戦となるが、力の要る洋芝で能力全開のシーンが見られそうだ。

スノードラゴン

スノードラゴン

スノードラゴン