【新潟記念】1週前 カルドブレッサ「仕上がり良く臨めそう」

27日、新潟記念(G3)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。カルドブレッサ(牡6、栗東・吉田厩舎)は助手を背にCWコースで単走での追い切り。一杯に追われ、6F83.8-67.8-52.8-38.9-12.0秒の時計をマーク。ラストは力強い伸び脚を披露し、約3ヶ月ぶりの実戦に向けて調整は順調のようだ。

今年の中山金杯2着など、重賞でも度々上位に食い込んでいるカルドブレッサ。「休み明けですが、当初からここで復帰は決まっていましたからね。牧場でもしっかりと乗り込んでくれてたし、今週の追い切りも良い動き。仕上がり良く臨めそうだし、なんとかタイトルをとらせたいですね」と村井調教助手は狙いすました一戦に向けて意気込みを語った。

「折り合いをつけて運べば確実に終いは脚を使ってくれます。それに左回りの新潟は一番、この馬に向いているコース。ここからオールカマーへ転戦するつもりです」と、次も新潟を予定していることを明かした。新潟は準オープン勝ちの実績もあり、春の新潟大賞典でも0.4秒差の4着と好走。長い直線で自慢の末脚を発揮できれば念願の重賞タイトル獲得は目前か。