評判馬対決はタイキシャトルの甥サトノフラムに軍配…阪神新馬

9月14日(日)、4回阪神2日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・サトノフラム(牡2、栗東・安田隆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.8(良)。

2着には2馬身差で2番人気・フィドゥーシア(牝2、栗東・松元茂厩舎)、3着にはクビ差で7番人気・ヤマニンマンドール(牡2、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。

人気の一角のジェネラルゴシップは出遅れ。一方、掛かり気味にオレンジピークスがハナに立つも、人気のサトノフラム、フィドゥーシアは楽に先行して、番手へ待機。
比較的、馬群は縦長にレースが進んだが、サトノフラムの手応えは終始、楽なまま。直線でフィドゥーシアにステッキが入るのを尻目に馬なりで進出。坂を駆け上がっても脚色は乱れずに押し切った。
2着のフィドゥーシアは短距離G1を2勝したビリーヴの子として注目を集めたが、2着まで、3着にはゲートでアオったヤマニンマンドールが直線で脚を伸ばし、浮上した。

勝ったサトノフラムはおじにG1通算5勝、種牡馬としても活躍したタイキシャトルがいる血統。母のタイキマドレーヌも現役時代に5勝を上げている。その血統背景もさることながら、戦前から好調教を連発。素質の高さをみせていた。

馬主は里見治氏、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+炎(仏)」。

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サトノフラム
(牡2、栗東・安田隆厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:タイキマドレーヌ
母父:ブライアンズタイム

サトノフラム

サトノフラム

サトノフラム

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