アスカビレンが鮮やか差し切り勝ち…阪神新馬

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提供：編集長のこの3頭で勝負
9月20日(土)、4回阪神3日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、秋山真一郎騎手騎乗の3番人気・アスカビレン(牝2、栗東・中尾秀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.5(良)。

2着には半馬身差で2番人気・ティーエスクライ(牝2、栗東・岩元厩舎)、3着には2馬身半差で4番人気・チェルカトーレ(牝2、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレッドメアラス(牝2、栗東・須貝尚厩舎)は4着に敗れた。

半数の馬がゲートでダッシュがつかなかったが、チェルカトーレが掛かり気味にハナへ、同じく力み加減にレッドメアラスも先行。押していったフィエルテも前へ。序盤で位置取りの差が出始めるも、隊列はバラけることなくレースは推移する。
レース中盤からティーエスクライも2番手に進出し、最終コーナーを迎えると、アスカビレンも中団から進出。直線でチェルカトーレにティーエスクライが競りかけ、ティーエスクライが一旦は先頭へ。しかし、好機を窺っていたアスカビレンが終いを伸ばし、差し切りを決めた。
オルフェーヴル、ゴールドシップらを彷彿とさせる、父ステイゴールド、母父メジロマックイーンという血統背景の持ち主であるレッドメアラスは、伸びがなく4着に終わった。

勝ったアスカビレンは母系に目立った活躍馬はみられないが、ブラックタイドの産駒は現2歳世代で3頭目の勝ち上がりとなっている。馬主は神田紘爾氏、生産者は浦河町の桑田牧場。馬名の意味由来は「冠名＋美しい練習より」。

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アスカビレン
(牝2、栗東・中尾秀厩舎)
父：ブラックタイド
母：スウェプトレジーナ
母父：スウェプトオーヴァーボード

アスカビレン

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