【スプリンターズS】鉄砲利くアフォード「順調にこれた」

1日、スプリンターズS(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。アフォード(牡6、栗東・北出厩舎)は助手を背に坂路で単走。休み明けの重さを全く感じぬ軽快な走りで、時計は4F51.6-37.7-24.8-12.7秒をマーク。久々ながら好仕上がりの様子。

調教を見守った北出成人調教師も「道中で少し行きたがっていたのは、先週ジョッキーで追い切ってスイッチが入ってるから。これだけ動けるのも状態がそれだけいい証拠だよ。ぶっつけで臨むのは予定通り。順調にこれたし、競馬も自分のスタイルで臨むだけだね」と納得の表情を見せた。

休み明けは(2-2-0-0)と滅法強く、5ヶ月の休み明けとなった昨年末のラピスラズリSでも鮮やかな差し切り勝ち。これまでオープン特別を2勝も、重賞では壁にぶつかってきた。今回は休養効果で元気一杯。初めて手綱を取る蛯名正義騎手との新コンビにも期待が高まる。千直では相性の良い新潟コースで、自慢の末脚を遺憾なく発揮する。