【凱旋門賞】ハープスター松田博師「日本で初めて獲ってみたい」

1日、フランス・シャンティイにて、凱旋門賞(G1)に出走する日本馬陣営の共同記者会見が行われた。

ハープスター(牝3、栗東・松田博厩舎)を管理する松田博資調教師の一問一答は以下の通り。

●変化もなく順調に

-:今日の調教内容を教えて下さい。

松田博資調教師:今日は芝の2000mをサッとやりました。

-:今日の調教を見ての、ハープスターの現在の状態はいかがですか?

松:相変わらず変わりはないです。順調にいっています。

-:凱旋門賞への抱負と、ファンへのメッセージをお願いします。

松:順調にきているだけに、良い勝負をしてもらいたいです。皆様の声援をよろしくお願い致します。

-:今までのハープスターのレースを見ていると、いつも後方からの競馬です。今回も同じようなレースをされますか?

松:スタートしてみないと分からないです。急に変えることもないですし、馬任せです。

-:凱旋門賞に勝つということは、日本にとってどういう意味がありますか?

松:日本の馬が勝ったことがないので、日本で初めて獲ってみたいと思いますね。

-:いつも栗東で見ているハープスターの動きとは、ちょっと違って見えました。先生の印象はいかがですか?

松:私らも一周り見られるわけではなく、直線の様子しか見られませんが、大して変わりなかったですよ。

-:札幌記念では洋芝を走り結果を出しました。こちらの洋芝はいかがですか?

松:初めてですし、レースを走らないと分からないですね。

-:爪の状態はいかがですか?

松:あれから変わりないです。

-:今まで、日本馬は一度も凱旋門賞を勝ったことがありません。今まで日本馬と何か違いはありますか?

松:今まで何回も、みんな勝とうと思って来たんですけど、負けてしまい残念でした。私も良いと思って来たのですが、結果は分からないです。

-:ハープスターの武器はラストの素晴らしい加速だと思います。凱旋門賞を目指したということは、その武器を使って勝とうという目論見でしょうか?

松:それを武器に戦ってみたいと思います。

-:ハープスターは3歳牝馬で、それだけ敏感だと思います。それに比べて、ジャスタウェイ、ゴールドシップは経験豊富な古馬です。その点はどういう風にお考えですか?

松:よその馬は分からないですねえ。自分の馬で精一杯です。

-:以上で松田調教師の会見は終了とさせていただきます。

松:メルシー(笑)。