【毎日王冠】スピルバーグ「重賞でも」&ペルーサ「キッカケを」

9日、日曜東京11レース・毎日王冠(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、メイS1着のスピルバーグ(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、横山義行騎手を背に(レースでは北村宏司騎手が騎乗予定)坂路コースで追われ、4F55.0-39.8-26.2-13.3秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は初めてのオープン戦でしたが、強い内容だったと思います。次にエプソムCも使いたかったですけど、骨瘤が出たので休ませました。帰厩後も順調に調教をしていますし、前走と同じくらいに調整できています。これまで弱さがあって順調に使えませんでしたが、だいぶ逞しくなってきましたし、これからは順調に使えると思います。

もともと調教で動くタイプではありませんし、1週前の追い切りも彼なりに動いていたと思います。最初のうちは後方からの競馬一辺倒でしたが、最近は中団からも競馬が出来るようになっていますし、今回も同じような感じの競馬が出来ればと思っています。エンジンがかかってからの動きが素晴らしいですし、東京コースも上手に走れるので、重賞でも期待しています」

スピルバーグ

併せ馬を行うスピルバーグ(右) 真ん中はネオルミエール(いちょうS出走)


スピルバーグ

併せ馬を行うスピルバーグ(奥)


前走、エプソムC15着のペルーサ(牡7、美浦・藤沢和厩舎)は、横山義行騎手を背に(レースでは戸崎圭太騎手が騎乗予定)南芝コースで追われ、4F53.0-38.7-11.8秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は久々でしたが、終いはそれなりに脚を使っていたと思います。今回も少し間があきましたけど、体も締まってきて前走のときよりは動けるんじゃないかと思っています。今週の本馬場での追い切りの動きも良かったです。キッカケを掴んでほしいですね」