【菊花賞】池江寿厩舎3頭出しでワンアンドオンリー包囲網

10月26日(日)に行われる菊花賞(G1)の枠順が確定。打倒ワンアンドオンリーに燃える池江泰寿厩舎の3頭は、内からトーセンスターダムが4枠7番、トゥザワールドが7枠14番、ワンアンドオンリーを挟んでサトノアラジンが8枠16番に入った。

まず京都で3戦3勝のトーセンスターダムについて、川合調教助手は「前走で馬群の中で競馬をさせることができましたからね。ええ、真ん中ぐらいでいいと思う」と思惑どおりの枠順にしてやったりの表情。負け知らずの淀でアッと驚く快走が見られるか。

トゥザワールドとサトノアラジンは奇しくもダービー馬を挟む形に。トゥザワールドは「競馬にいって自在に動くことができる馬ですからね。枠はそれほど気になりませんよ」と出たなりでレースを進めていく心算。対ワンアンドオンリーは3戦して2度先着。この馬もトーセンスターダムと同じく京都コースは3戦3勝だ。

待ちに待ったG1初参戦となるサトノアラジンは「折り合いが鍵ですからね。どこかで、うまく馬群の後ろにつけてスムーズに運ばせたいですね」とできれば内めの枠が良かったようだが、満更ではない表情を見せていた。

いずれも自在性があり、コンビを組むジョッキーは全て菊花賞を勝っている名手。枠順からもワンアンドオンリー包囲網は完成しつつある。

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