アドマイヤラクティがレース後に死亡 海外メディアが報じる

本日11月4日(火)にオーストラリアのフレミントン競馬場で行われたメルボルンC(G1)に出走するも、直線で大きく失速し22着に敗れたアドマイヤラクティ(牡6、栗東・梅田智厩舎)がレース後に亡くなった。海外メディアの報道によると、レース後に馬房に戻ったところで倒れ、息を引き取ったとのこと。

アドマイヤラクティはハーツクライの初年度産駒として2010年秋にデビュー。クラシック戦線とは縁がなかったが、条件戦で常に安定した戦績を残し、4歳秋にオープンクラスへ昇格。5歳を迎えた2013年のダイヤモンドSで重賞初制覇を飾ると、天皇賞(春)、ジャパンCでも4着と好走。今秋はオーストラリアに遠征。コーフィールドCを鮮やかな差し切りで制し、悲願のG1タイトルを獲得。今後のさらなる活躍が期待されていた。

【梅田智之調教師のコメント】
「レース後から馬の様子がおかしかったのですが、その後、馬房の中で倒れて死亡しました。日本からわざわざファンもたくさん駆けつけてくれましたが、このような結果となってしまい、大変残念です」

アドマイヤラクティ
(牡6、栗東・梅田智厩舎)
父:ハーツクライ
母:アドマイヤテレサ
母父:エリシオ
通算成績:28戦7勝
(うち海外成績:2戦1勝)
重賞勝利:
14年コーフィールドC(G1)
13年ダイヤモンドS(G3)

アドマイヤラクティ

初勝利は2010年12月11日の未勝利戦


アドマイヤラクティ

昨年のダイヤモンドSで重賞初制覇


アドマイヤラクティ

日本での出走は今年5月の天皇賞(春)が最後に


アドマイヤラクティ

メルボルンCが生涯最後のレースに


アドマイヤラクティ