【マイルCS】昨年3着ダノンシャークが大接戦制しG1初制覇!

11月23日(日)、5回京都6日目11Rで第31回マイルチャンピオンシップ(G1)(芝1600m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の8番人気・ダノンシャーク(牡6、栗東・大久龍厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:31.5(良)。

2着にはハナ差で3番人気・フィエロ(牡5、栗東・藤原英厩舎)、3着には1馬身半差で9番人気・グランデッツァ(牡5、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミッキーアイル(牡3、栗東・音無厩舎)は13着に敗れた。

ミッキーアイルはキッチリとスタートを決めるが、最内からホウライアキコがハナは主張。ミッキーアイルは2番手に控え、グランデッツァ、サンレイレーザー、ダイワマッジョーレ、ロゴタイプが続く。坂の手前からクラレントが上がっていくが、フィエロは中団でジックリと脚を溜め、トーセンラーは後方4番手から。
直線入り口では早くもミッキーアイルが並びかけて先頭へ。そこから逃げ込みを図ったが、馬場の真ん中からフィエロとグランデッツァがミッキーアイルを捕まえ、内ラチ沿いからダノンシャークも接近。ゴール前ではフィエロとダノンシャークが激しい戦いを繰り広げたが、写真判定の結果ダノンシャークに軍配が上がった。

勝ったダノンシャークは6歳秋に待望のG1初制覇。ここまでマイル重賞を2勝し、昨年のこのレースでは1番人気に支持されるも3着と惜敗。今年は4戦して未勝利で大一番を迎え、8番人気まで支持を落としていたものの、テン乗りの岩田騎手に導かれて大接戦を制した。

馬主は株式会社ダノックス、生産者は日高町の下河辺牧場。馬名の意味由来は「冠名+鮫のような速い動きを期待して」。

重賞未勝利ながら3番人気に支持されたフィエロは、ゴール前わずかに届かず2着。スプリンターズSから続いていた「重賞未勝利馬のG1制覇」はここでストップ。連覇を目指したトーセンラーは懸命に追い込んだものの4着に終わった。

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ダノンシャーク
(牡6、栗東・大久龍厩舎)
父:ディープインパクト
母:カーラパワー
母父:Caerleon
通算成績:29戦7勝
重賞勝利:
14年マイルCS(G1)
13年富士S(G3)
13年京都金杯(G3)

ダノンシャーク

ダノンシャーク

ダノンシャーク

ダノンシャーク

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