【ジャパンC】上昇ムードのディサイファ「持ち味を活かす競馬を」

26日、日曜東京11レース・ジャパンカップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞秋12着のディサイファ(牡5、美浦・小島太厩舎)は、G.ブノワ騎手を背に南芝コースで追われ、5F67.4-51.0-36.7-12.3秒をマークした。

【小島太調教師のコメント】
「前走は前が詰まるポジションにハマってしまいました。一瞬の切れというよりは長く脚を使ってジワッと上がっていく馬なので、あのような形になると厳しいですし、力を出し切れませんでした。天皇賞のときもデキは良かったですし、今回も具合の良さなら他に負けないくらいです。レースを使いながら馬が良くなってきていますよ。

ジッとしていれば行きませんし、これまでレースでかかるところを見たことがありませんから距離2400も問題ないと思います。ポジションは、中団より前からになると思います。一瞬の決め手勝負は得意な馬が他にいるでしょうし、この馬の持ち味を生かす競馬をしてもらいたいと思っています」

【G.ブノワ騎手のコメント】
「こちらの言うことを聞いてくれますし、乗りやすい馬ですね。今日は楽な追い切り内容でしたが、ゴーサインを出すとサッと反応しました。距離2400は、ひょっとすると今までこの馬が使われていた距離よりも向いているのではないかと感じました。道中にリラックスして走れればチャンスはあると思います。もし雨でも降って、今日のような重い馬場にでもなれば余計に力を発揮してくれるのではないかと思います。

初めてジャパンカップに参加できて最高に嬉しいですし、この馬は素晴らしい贈り物という感じです。レースを使われてきても疲れは見られませんし、良いコンディションなので、この状態のままレースに出られれば良いですね」

ディサイファ