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【ジャパンC】ハープスター併走遅れも陣営揺るがず「いつも通り」
2014/11/27(木)
27日、ジャパンC(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ハープスター(牝3、栗東・松田博厩舎)はCWコースで、重賞2勝馬ラストインパクトと併せ馬。7Fからしっかり負荷を掛けられる“マツパク流”の追い切りを今回も踏襲する形に。だが不良馬場のコンディションも影響してか、終いは抜群の伸びとはならず7F98.7-82.0-66.7-51.9-38.0-12.3秒でのフィニッシュ。最後まで手応え十分でゴールを切った僚馬からクビ差遅れてしまった。それでも、松田博資調教師の口ぶりはいつも通り飄々としたもの。「終いを強めで。まあまあ変わりないと思います」と追い切り内容を振り返った。
日本調教馬として初となる3歳牝馬の凱旋門賞挑戦から2ヶ月弱。「輸送でも何もなく、普通の状態で帰ってきましたけどね」と指揮官は体調面の不安を一蹴する。ロンシャンの地でも自慢の末脚を披露し、改めて自身の能力の一端は示したが、結果は世界の壁に跳ね返される格好となった。この悔しさを帰国緒戦で晴らしたい。
11月30日(日)に行われるジャパンC(G1)の共同記者会見が、栗東トレセンにて行われた。
ハープスターを管理する松田博資調教師の一問一答は以下の通り。
●帰国緒戦も「五分に戦える」
-:今朝の最終追い切りは先生からどのような指示をされたのか教えていただけますか。
松田博資調教師:いつもどおりです。終いを強めで。
-:その動きをご覧になっての印象はいかがでしたか。
松:まあまあ変わりないと思います。
-:前回はフランスへの挑戦、凱旋門賞に出走しました。改めて、その遠征というのはどのように振り返られますか?
松:無事で帰ってきただけ良かったと思います。
-:3歳の牝馬ですから、帰ってきた後の調整にも気を使われたかと思うのですが、帰ってきた段階で、馬の様子はどのようにご覧になっていましたか?
松:もともとの気性がおとなしい馬ですし、輸送でも何もなく、普通の状態で帰ってきましたけどね。
-:今回はまた古馬との戦いで、東京2400mという舞台になりますが、この点に関してはいかがですか?
松:馬場も慣れていて走りやすいコースですし、大丈夫だと思いますけどね。
-:イメージとしてまた一気に外から伸びてくるというシーンを描いていらっしゃるのでしょうか。
松:距離も距離ですから。もうちょっと前には行けるとは思うんですけどね。だけど、自分が乗るわけではないので、そこまでは分かりかねますね。急に戦法を変えられるわけでもありませんからね。
-:これだけのメンバーを相手に、どれだけの走りを見せてくれるのか。楽しみにしているファンもたくさんいらっしゃいますので、一言メッセージをいただけますか。
松:状態も良いようですし、五分に戦えると思いますので、応援よろしくお願いします。
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