【ジャパンC】イスラボニータ5枠9番「蛯名騎手に任せる」

11月30日(日)に行われるジャパンC(G1)の枠順が確定。今年の皐月賞馬イスラボニータ(牡3、美浦・栗田博厩舎)は5枠9番からのスタート。秋の天皇賞3着からの巻き返しを期す。

秋初戦のセントライト記念を快勝。その後の進路を同世代相手の菊花賞とするか、古馬相手の天皇賞とするか迷いに迷って天皇賞を選択。古馬の一線級を相手に1番人気の支持を受けたが、早めに先頭に立ったことで後続の標的とされてしまい、3着と敗れてしまった。今回手にした枠番は5枠9番。横田調教助手は「内、外の馬を見ながら運べますし、先生(栗田博憲調教師)も『いいところじゃないか』と言っていました」とまずはホッとした表情。

「追い切り後も変わりなく順調ですし、もう後は乗り慣れた蛯名騎手に任せるだけですね」とデビューからセントライト記念まで手綱をとってきた蛯名正義騎手に全てを託す構えだ。

同じ枠に入ったのが同世代のダービー馬ワンアンドオンリー。ここは世代最強馬のトップをかけた一戦ともなり、ダービー馬はもちろん、ジャスタウェイ、ジェンティルドンナ、凱旋門賞で日本馬最先着のハープスターらを破れば年度代表馬の有力候補にも浮上する。一気に世代交代となるかにも注目したい。

【ジャパンC】古馬と再戦のイスラボニータ「どこまで通用するか」
:最終追い切りの様子と、栗田博憲調教師のコメントを掲載。