【ジャパンC】角居厩舎2頭はリベンジへ虎視眈々

11月30日(日)に行われるジャパンC(G1)の枠順が確定。角居厩舎からは昨年の菊花賞馬エピファネイア(牡4、栗東・角居厩舎)が2枠4番、昨年の2着馬デニムアンドルビー(牝4、栗東・角居厩舎)は4枠8番に入った。

気性面に不安を抱えるエピファネイアは望んでいた後入れの偶数枠をゲット。「この前がゲート内でうるさい面を見せていたし、後入れの偶数番号というのは いいですね」と辻野調教助手もニッコリ。前に壁を作って競馬をしたいタイプだけに、絶好の枠と言ってもいいだろう。

「天皇賞はハミを噛んで力んで走ってもそんなに着差がなかった。能力は間違いないし、あとはリズムよく運びたい」と復権に向けて期待も高まってきた。

昨年のこのレースではジェンティルドンナにハナ差まで迫ったデニムアンドルビー。その後はやや期待外れの結果が続くが、前走の天皇賞は7着ながら「もう少しスムーズに馬群を捌けていれば」という悔しい内容。ここからどういったポジショニングを見せるのか、騎乗する浜中俊騎手にとっても、腕の見せどころとなりそうだ。

2頭を管理する角居勝彦調教師は「2頭ともに良い枠でしたね。デニムアンドルビーも偶数枠で良かったです」と悠然とした構え。自然体で天皇賞のリベンジに挑む。

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