【WSJS】浜中俊騎手が初優勝 日本人ジョッキーが上位を独占!

東京競馬場に世界の名手16名が集まり、11月29、30日の2日間で行われた第26回ワールドスーパージョッキーズシリーズは、3回目の出場となった浜中俊騎手(栗東・フリー)が4戦未勝利ながら上位着順を重ねて42ポイントを獲得。2位の福永祐一騎手(栗東・フリー)を2ポイント差振り切って初優勝を飾った。

この日1、2着と気を吐いた戸崎圭太騎手(美浦・田島俊厩舎)と田辺裕信騎手(美浦・小西厩舎)が37ポイントで並び3位となり、日本人ジョッキーのワン・ツー・スリー。
さらに5位蛯名正義騎手(美浦・フリー)、6位赤岡修次騎手(地方・高知)と上位を日本人ジョッキーが独占した。

浜中騎手は初日のエクセレントJTを5着、ファンタスティックJTを2着とまとめて首位で初日を終了。2日目はマーヴェラスJTで11番人気のヴィンテージイヤーを2着に導く好騎乗。最終戦は10着となったが、4戦中3戦で掲示板に入る活躍で優勝賞金300万円を獲得した。

外国人ジョッキーはP.スマレン騎手(アイルランド)の7位が最高。日本人ジョッキーの上位3名独占は第9回の1995年以来。JRA勢の独占は第2回の1988年以来。未勝利ジョッキーの優勝は2008年のI.メンディザバル(フランス)以来となった。

【上位騎手のコメント】
第1位 浜中俊騎手(3回目の出場で初優勝)
「この騎手の中で優勝できて嬉しいです。ずっと優勝を意識していました。レースでは1位になれませんでしたが、優勝は優勝なので嬉しいです。各国を代表して腕を競う大会なので、緊張感があり、他のレースとは違いました。日本人騎手が上位を独占できましたし、もっと日本競馬を盛り上げたいです」

第2位 福永祐一騎手
「(JCも2着となり)2位ばかりで複雑な感じです。抽選で良い馬に当たり、(その馬が)よく頑張ってくれた結果だと思います。次の機会も頑張りたいと思います」

第3位 田辺裕信騎手
「個人的に上手く流れに乗れましたが、結果が違うのが競馬です。優勝したかったです。3位に2人が並んだのは悪くないと思います。普段の競馬と気持ちが違い、楽しくできました」

第3位 戸崎圭太騎手
「同点ということでしたが、結果、日本人騎手が上位を独占し、良かったと思います。最後のレースは勝ちたかったです」

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浜中俊騎手は初優勝!


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3位タイで並んだ田辺騎手&戸崎騎手


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