【カペラS】短距離で開眼 サトノプリンシパルが3.7倍で1番人気!

12月14日(日)、4回中山4日目に行われる第7回 カペラS(G3)(3歳上 国際 指定 別定 ダ1200m)の前日最終オッズが発表された。

暮れの中山でダートのスピード比べ。関東の関係者、ファンにとってはホームでありながら関西馬14頭、地方馬2頭と関東馬が1頭もいない何とも寂しい一戦となってしまったが、3歳から8歳まで興味深いメンバーが顔を揃えた。

混戦ムードの中、前日1番人気に支持されたのは、初の1400mとなった前走で圧巻のパフォーマンスを見せたサトノプリンシパルで3.7倍。これまで中距離を中心に使われ、7月の中京では1800mのレコードをマークしたが、距離を短縮して持ち味のスピードがより生かされるようになった。前走の内容なら更なる距離短縮もまったく問題なさそうで、重賞初Vへ一直線。

5.0倍の2番人気は目下オープン特別2連勝中で、春にはこの中山6Fでも2戦連続2着があるダッシャーワン。6歳の暮れ、デビュー23戦目にして初の重賞挑戦。3歳春より1年以上の休養があって出世が大きく遅れてしまったが、ダッシャーゴーゴーの下で早くから大きな期待がかけられていた素質馬だ。3連勝で重賞タイトル獲得なるか。

3番人気は昨年の覇者ノーザンリバーで7.6倍。前走のJBCスプリントは5着に敗れたものの、勝ち馬との差はわずか0秒3差。今年に入って交流重賞3勝と充実期に入っており、58キロでも連覇の可能性は十分。

昨年の覇者に続くのが、9.2倍で一昨年の覇者シルクフォーチュン。昨年も3着に入っているゲンのいいレースで、末脚の破壊力はまだまだ健在。例年流れが速くなるレースでもあり、今年も上位に顔を覗かせても何ら不思議ではない。

9.9倍の5番人気には3歳牝馬エイシンゴージャス。前走で連勝が止まってしまったが、休み明けで初のオープンと情状酌量の余地があった。前走の馬体重が546キロという大型馬で、中山コースも合いそうなタイプ。気負わず流れに乗れば粘り込みがあっていい。

10倍を切るのは以上の5頭。タールタンメイショウノーベルサトノタイガーサウンドガガが10倍台で続いている。寒波を吹き飛ばす熱い戦いを期待したい。

発走時刻は15時20分。単勝オッズは以下の通り。

9 サトノプリンシパル 3.7
7 ダッシャーワン 5.0
3 ノーザンリバー 7.6
5 シルクフォーチュン 9.2
4 エイシンゴージャス 9.9
2 タールタン 12.9
16 メイショウノーベル 13.8
12 サトノタイガー 15.7
15 サウンドガガ 18.2
14 ナンチンノン 22.7

10 タイセイファントム 23.4
13 スリーボストン 40.3
1 ダノンレジェンド 42.8
8 アドマイヤサガス 48.2
11 インペリアルマーチ 74.5
6 マルカバッケン 105.8

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