【朝日杯FS】アッシュゴールド 兄弟知り尽くす池添も闘志燃やす

17日、朝日杯FS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。アッシュゴールド(牡2、栗東・池江寿厩舎)は池添謙一騎手を背に坂路で併せ馬。古馬準オープンのクラージュドールが先導役を務め、4F53.5-39.8-26.0-13.0秒をマーク。雨の影響が色濃く残る中、最後は手応えで相手を圧倒。1馬身ほど先着でのフィニッシュとなった。

「“2馬身後ろから追いかけて”の指示。馬場が凍っていて重たかったけど、しっかり走れていましたよ」と主戦も納得の動きを示した。

生を授かった時点から活躍を宿命づけられた血統の持ち主。デビュー戦こそ6着と崩れたが、2戦目でしっかりと勝ち上がると、前走は重賞で2着と好走。G1の舞台に駒を進めてくる辺りに良血馬の片鱗を窺わせている。

「芯が入ってきて、ここ2戦はいい末脚を使ってくれています。この血統はいい馬ばかりに乗せてもらってるし、いい面を生かしていきたいね」と兄たちの背中を知り尽くす池添騎手も意欲十分。舞台こそ違えど、全兄ドリームジャーニーとの兄弟制覇の夢を叶えるべく、虎視眈々と大一番に備えている。

アッシュゴールド

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