【朝日杯FS】クラリティスカイ 2戦ぶりタッグ岩田も成長を実感

17日、朝日杯FS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。クラリティスカイ(牡2、栗東・友道厩舎)は岩田康誠騎手を背にCWコースで併せ馬。僚馬ジェラルドを目標に7ハロン標からスタートする意欲的な攻め内容で、7F97.6-80.9-65.6-51.5-37.8-12.4秒をマーク。直線では内から併走相手に並びかけ、ラスト1ハロンでグイッと1馬身近く先着を果たしている。

「乗りやすいし、自在性がある馬。動きも先週より良くなってたね」と2週連続で跨った岩田騎手も好感触を掴んでいる様子。

2走前の未勝利戦で初めてタッグを組み勝利。今回は2戦ぶりの騎乗となるが、「デビュー当初より落ち着きが出てきたし、ゲートも段々と出るようになってきている。踏ん張りが効くようになったのが成長じゃないかな」と高評価を与える。

今年から舞台が変わった2歳王者決定戦にも、「この馬にとっては中山より阪神の方がいいと思うよ」と名手のお墨付き。レコードタイムで駆け抜けたいちょうSのように、晴れやかな快勝劇の再現となるか。

クラリティスカイ