【有馬記念】新生エピファネイア グランプリで更なる上昇を予告!

17日、有馬記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。エピファネイア(牡4、栗東・角居厩舎)は前日まで降り続いた雨に加え、折からの寒さでCWコースが凍結した影響を考慮し芝コースでの追い切りを選択。実戦では初のタッグ結成となる川田将雅騎手を背に、最後まで馬なりの手応えで6F82.4-65.6-50.7-37.4-12.0秒をマークした。

2歳秋のゲート試験以来、約2年3ヶ月ぶりにその背中を味わった川田騎手だが、パートナーとの呼吸は最後までピタリと一致。「とても穏やかな状態で走っていました」と追い切りの感想を口にする。

しかし、「調教ですからまったく力むことはありませんでしたが、競馬とはテンションが違うと思いますから」とその表情は引き締まったまま。グランプリに向けて静かに集中力を高めている。

10万人超の観衆に衝撃を与えたジャパンCの圧勝劇から約3週間。気になるのはその反動だが、「前回を使ってさらに1段階上がっています。走り方、体つきなど、全体的に良くなってきています」と高田調教助手は更なる上昇をアピール。強さを取り戻したエピファネイアの姿を再び誇示するべく、順調な調整が続けられている。

競馬ラボではもちろん、今回もエピファネイア陣営への独占インタビューを敢行!前回時には『新生・エピファネイアの誕生』を予告していた陣営だが、戦前の予想を上回るパフォーマンスを見せつけられた率直な想い、そしてグランプリに向けた意気込みを大いに語っていただいた。コチラもどうぞお楽しみに!

エピファネイア

川田将雅騎手が跨って芝コースでの追い切りとなった