【シンザン記念】混戦模様もダッシングブレイズが3.2倍で1番人気

1月11日(日)、1回京都4日目に行われる第49回 シンザン記念(G3)(3歳 国際 特指 別定 芝外1600m)の前日最終オッズが発表された。

久々の大物マル外として注目を集めるダッシングブレイズが3.2倍で1番人気の支持を集めた。東京でのデビュー戦をノーステッキで快勝。続くこうやまき賞では単勝1.7倍の断然人気に支持されも、ハナ差届かず敗れた。しかし、終始外から被せられ追い出しを待たされる不利があり、負けて強しの内容。前走の敗戦を悲観する必要はなく、初の重賞タイトルで雪辱を果たす。

5.2倍で2番人気に推されたのはグァンチャーレ。前走の東スポ杯2歳Sでは直線で進路を失い、不完全燃焼の結果に。いちょうSでは上がり最速をマークするなど、嵌れば強烈な末脚を持っている。12頭立てのここなら捌きやすく、京都外回りコースも合う。不本意なレースが続いているが、スムーズなら勝ち負けできる。

実績上位のナヴィオンが6.1倍で3番人気。新馬戦で上がり3F32秒7を叩き出したように、末脚勝負なら一枚上手。前走の朝日杯FSでは、緩い馬場に苦戦し、見せ場なく11着に終わった。状態面での問題はなく、良馬場の京都コースであれば見直せる。重賞3着のある舞台で、改めて真価を問いたい。

メンバー中、唯一のディープインパクト産駒クイーンズターフが7.1倍で4番人気。ダート戦でデビューしており、キャリア2戦目の今回が初芝となる。未知の部分が多いが、昨年の2歳重賞を席巻したディープインパクト産駒とあって、軽視は禁物だ。

500万下、オープン特別と連勝中のレンイングランドが8.0倍で5番人気。芝・ダートを問わず結果を残しており、抜群のスピードを生かせる今の京都コースも合う。距離延長への対応が鍵となりそうだ。

今回も折り合いが鍵となりそうな素質馬サトノフラムが9.8倍で6番人気。素質馬揃いのデビュー戦を快勝し、いちょうSでは1番人気に支持されるも、直線での伸びを欠き惨敗。前走はプラス10キロという馬体重に加え、前半は掛かりっぱなしの競馬だった。休み明けを叩かれ、ガス抜きされた今回は巻き返しが期待される。

10倍を切るのは以上の6頭。ゲートに不安のあるロードフェリーチェが12.4倍、前走は窮屈な競馬を強いられたヤマニンマンドールが16.9倍で続いている。

発走時刻は15時45分。単勝オッズは以下の通り。

10 ダッシングブレイズ 3.2
9 グァンチャーレ 5.2
12 ナヴィオン 6.1
6 クイーンズターフ 7.1
4 レンイングランド 8.0
2 サトノフラム 9.8
11 ロードフェリーチェ 12.4
8 ヤマニンマンドール 16.9
1 ノースストーム 21.0
7 メイショウマサカゼ 47.5
3 ダンツメガヒット 95.8
5 クインズロンペール 122.6

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。