アダムスブリッジが直線一気の差し切り勝ち…若駒S

1月24日(土)、1回京都8日目10Rで若駒S(芝2000m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の2番人気・アダムスブリッジ(牡3、栗東・石坂厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.1(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ストーンウェア(牡3、栗東・吉田厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・ジャズファンク(牡3、栗東・角田厩舎)が続いて入線した。

戦前の予想通りサトノゼファーがハナへ。2番手には内にミコラソン、外にアドマイヤガストがつける。出遅れたアダムスブリッジは最後方から。ばらついていた馬群は4コーナーに入ると一気に凝縮。一丸となって直線へ。逃げるサトノゼファーに対し、外から差し馬が伸びてくる。中でも傑出した末脚を見せたのがアダムスブリッジ。直線で全頭を抜き、先頭でゴール板を駆け抜けた。2着ストーンウェア、3着ジャズファンクも脚を溜める競馬をしており、差し馬の強さが際立つレースとなった。

勝ったアダムスブリッジはデビューから2連勝。半兄にアダムスピーク、全姉にリラヴァティといった重賞での活躍馬がいる血統で、前走と同じく強烈な末脚はメンバー最速の上がり33秒3を記録。クラシック路線を賑わす1頭に堂々と名乗りを挙げた。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ポーク海峡にある石灰岩の砂州と浅瀬の連なり。母、兄名より連想」。

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アダムスブリッジ
(牡3、栗東・石坂厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:シンハリーズ
母父:Singspiel
通算成績:2戦2勝

アダムスブリッジ

アダムスブリッジ

アダムスブリッジ

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