【共同通信杯】試行錯誤のソールインパクト「集中できるように」

11日、日曜東京11レース・共同通信杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯4着のソールインパクト(牡3、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-53.4-39.4-13.4秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走も勝ち馬と同じ上がりを使っていましたが、最後は少し寄れた分が影響したのかなと思います。まだ子供っぽくて粗削りな面があって1頭になるとフワッとするので、今日はこれまでとパターンを変えて1頭でも集中できるように単走で追い切りました。以前と比べて、単走でもまっすぐ走れるようになってきましたね。今回は重賞で相手が強くなりますが、東京コースもまずまず実績がありますし、スムーズな競馬が出来ればヒケは取らないだろうと思っています」

ソールインパクト

ソールインパクト

前走、葉牡丹賞6着のミュゼエイリアン(牡3、美浦・黒岩厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.2-53.7-39.1-12.9秒をマークした。

【黒岩陽一調教師のコメント】
「前走は馬が気負っていて、出していったら少しかかってしまいましたが、前に行けたことでレース振りに幅が出たと思いますし内容としては悲観はしていません。レース後は放牧に出しましたが、良い意味でゆとりが出てきました。以前と比べて全体的に幅が出て、迫力も出てきました。今日の追い切りは、仕掛けを遅らせた分終いは良い脚を使えました。スタートはアテにし辛い面がありますけど、本来はコントロールしやすい馬ですし好位からスムーズな競馬が出来ればと思います」


ミュゼエイリアン

ミュゼエイリアン

ミュゼエイリアン

前走、若竹賞11着のシゲルケンカヤマ(牡3、美浦・和田雄厩舎)は、石川裕紀人騎手を背に坂路コースで追われ、4F55.4-40.4-25.9-12.9秒をマークした。

【和田雄二調教師のコメント】
「前走を使った分の上積みはありそうですよ。まだしっかりしていないところがありますし、もう少し使っていきながら良くなってくると思います。このメンバーに入ってどれだけやれるかですね」