【京都記念】キズナ2.0倍、ハープスター2.2倍で人気を分け合う

2月15日(日)、2回京都6日目に行われる第108回 京都記念(G2)(4歳上 国際 指定 別定 芝2200m)の前日最終オッズが発表された。

2頭のスターホースに注目が集まる中、1番人気には2.0倍で骨折からの復帰緒戦となるキズナが支持された。一昨年には武豊騎手とのコンビでダービーを制し、凱旋門賞でも4着と好走した。古馬としてさらなる活躍が期待された昨年だったが、天皇賞(春)への出走後に骨折が判明。長期休養をやむなくされたが、いよいよ約10ヶ月ぶりの復帰戦を迎える。

すでに今後のローテーションも発表されており、上半期は大阪杯→天皇賞(春)→宝塚記念で2つのG1タイトルを狙う。その後はフォワ賞を経て凱旋門賞にも再挑戦。そして有馬記念をラストランに今年いっぱいでの引退も予定されている。ラストイヤーにさらなる伝説を残すべく、復帰緒戦から異次元の末脚を存分に爆発させて欲しい。

僅差の2.2倍でハープスターは2番人気に支持された。凱旋門賞からの帰国緒戦となった前走のジャパンCでは、勝負所で他馬と接触した影響もあり5着と惜敗。気持ちを新たに、古馬として迎える今年緒戦には京都記念を選択した。管理する松田博資調教師は来年2月に定年を控えており、名伯楽のためにも充実の1年としたいところ。春の最大目標には来月28日のドバイシーマCを掲げており、世界へ向けて弾みをつける始動戦としたい。

上位2頭に人気が集まっているが、3番人気は9.5倍でラブリーデイ。前走の中山金杯で念願の重賞初勝利を挙げ、これまで勝ち切れない競馬が続いていた素質馬に本格化の雰囲気が漂っている。今回は一段と相手が強化されるが、レコードタイムで快勝した前走の勢いそのままに、G1ホースへ正々堂々の戦いを挑む。

以下、展開利の見込めるスズカデヴィアスが14.6倍、直線で窮屈となった前走からの巻き返しが期待されるトウシンモンステラが20.5倍、今回と同じ舞台での重賞勝ちがあるハギノハイブリッドが33.2倍で続いている。

発走予定時刻は15時35分。単勝オッズは以下の通り。

4 キズナ 2.0
8 ハープスター 2.2
6 ラブリーデイ 9.5
9 スズカデヴィアス 14.6
7 トウシンモンステラ 20.5
11 ハギノハイブリッド 33.2
3 レッドデイヴィス 39.8
1 アクションスター 118.3
5 ヒラボクディープ 149.6
10 マイネルディーン 182.8
2 ノーステア 256.2

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。