ゴスホークケン産駒初勝利!マルターズアポジーがV…中山新馬

2月28日(土)、2回中山1日目5Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、武士沢友治騎手騎乗の7番人気・マルターズアポジー(牡3、美浦・堀井厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.5(良)。

2着には3馬身差で1番人気・ドラゴンハピネス(牝3、美浦・高柳厩舎)、3着にはクビ差で11番人気・ファインドヌーヴ(牝3、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートからハナに立ったのはマルターズアポジー。2番手にはレオアルテミス、ドラゴンハピネスらが追走し、向こう正面へ。縦長になっていた馬群は3コーナーで徐々に凝縮すると、ペースを作っていたマルターズアポジーが4コーナー手前からギアを上げる。そのまま直線で抜け出すと差は詰まらずに、最後は3馬身差の快勝。見事な逃げ切りを見せた。

勝ったマルターズアポジーの母マルターズヒートはアメリカ生まれで、2003年のフェアリーSを制すなど、重賞でも活躍を見せていた。父ゴスホークケンは、07年の朝日杯FSの勝ち馬で、昨年に種牡馬デビュー。今回は産駒として嬉しい初勝利を挙げた。
馬主は藤田在子氏、生産者は新冠町の山岡牧場。馬名の意味由来は「冠名+最高点」。

1着 マルターズアポジー(武士沢騎手)
「激しい気性で物見をするなど敏感なところがありますし、ハナに行ったらああなるかとは思っていました。周りに迷惑をかけてしまいましたが、能力で勝ってくれました。今後は気性面が課題になると思います」

2着 ドラゴンハピネス(伊藤騎手)
「しっかり走れていましたし、競馬の形としては申し分ありませんでした。勝ち馬がフラフラしていましたし、それを気にするところはありましたね。血統的にダートもこなせそうですし、今後は様子を見ながらになると思います」

3着 ファインドヌーヴ(木幡初騎手)
「競馬を教えるという意味で、ジックリ運びました。結果論ですが、前の馬が勝ったのでもう少し前で運んでも良かったかもしれません。ただ、ペースの割りによく詰めていますし頑張っていると思います。これが良い経験になればと思います」

4着 レディルー(石川騎手)
「体に弱さはありますが、体を大きく使うことが出来ますし競馬が上手です。気性も真面目で問題ありませんし、競馬を使っていけば更に体が動くようになると思います」

5着 レオアルテミス(小野次調教師)
「スタートから結構出していきました。まだ促されて動いている感じですが、調教の感じから考えればよく頑張っていると思います。これで気持ちが乗ってきてくれれば良いですね」

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マルターズアポジー
(牡3、美浦・堀井厩舎)
父:ゴスホークケン
母:マルターズヒート
母父:Old Trieste

マルターズアポジー

マルターズアポジー

マルターズアポジー

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