【オーシャンS】坂路で好時計連発アフォード「前走よりいい状態」

4日、オーシャンS(G3)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、ラピスラズリS4着のアフォード(牡7、栗東・北出厩舎)は坂路で4F52.5-37.9-24.5-12.2秒をマーク。時計は4F51.3秒を叩き出した前2週より少し掛かったが、鞍上が気合を入れるとグイグイ加速。高いレベルで好調をキープしている。

北出成人調教師は「先週にすごい時計を出してるし、今週はそんなにやる必要もないからね。うん、ここを目標に順調にこれてるよ。中山は相性もいいし、うまく末脚を生かすことができれば」と重賞制覇に意欲十分。


前走、シルクロードS16着のワキノブレイブ(牡5、栗東・清水久厩舎)は黒岩悠騎手(レースでは松岡正海騎手が騎乗予定)を背にCWコースで単走追い。終い強めに追われて6F81.2-65.4-51.2-37.8-12.4秒をマーク。攻めを見る限り、デキ落ちは全く見られない。

今井助手も「順調ですね。今週もいい動きをしていましたよ。前走は内枠が仇になった格好。手応えはあったのに動けませんでしたからね。スムーズにさばいてこれればチャンスもあると思います」と巻き返しに期待を寄せている。