まさかの大敗シャイニングレイ「返し馬から力んでいた」

●3月8日(日) 2回中山4日目11R 第52回弥生賞(G2)(芝2000m)

2着 ブライトエンブレム(田辺騎手)
「折り合いを気にして乗りましたが、問題ありませんでした。今日は4コーナー辺りで寄られる不利がありましたが、その後は勝ち馬と同じような脚を使えましたし、ゴール板を過ぎた後の脚も良かったです。
休み明けでこれだけやれれば十分です。馬場が渋ったことも向いたと思います。皐月賞の頃は更に荒れた馬場になるでしょうし、この馬にはプラスに働くと思います」

3着 タガノエスプレッソ(菱田騎手)
「馬場が渋ると良くないと思っていましたが、こなしてくれて良かったです。道中の折り合いもつきました。追い出しを待たされる形になりましたが、結果的にはその分、最後の伸びに繋がったと思います。メリハリのある競馬が出来ましたし、収穫のある内容でした」

4着 グァンチャーレ(武豊騎手)
「距離に不安があったので、なるべく溜める競馬をしました。直線で良い脚を使ってくれましたが、最後は止まってしまいました。よく頑張っていますが、2000はギリギリですね」

5着 トーセンバジル(岩田騎手)
「この馬のレースは出来ました。4コーナーで前に並びかけていこうとしたところで余力がなく、並びかけられませんでした。折り合いがついた割りには弾けませんでしたね。まだ芯が入っていませんし、これから良くなってくると思います」

6着 クラリティスカイ(友道調教師)
「ジョッキーの話では、いちょうステークスの頃と比べて状態がひと息だったようです。馬場も気にしていたようですね。血統や体型から道悪もこなしてくれるかと思っていましたが、今日の感じでは良馬場の方が良さそうです」

7着 シャイニングレイ(川田騎手)
「返し馬のときから力んでいましたし、ずっと頭を振っていました。テンションが高いままレースを迎えてしまいました。血統的にもテンションが上がりやすいところがありますが、レースを使いながら気が入ってきましたね」

8着 コメート(嘉藤騎手)
「スタンド前でシャイニングレイが出てきたところでハミを噛んでしまいました。あそこでもう少しフワーッと行ければ良かったんですけどね。休み明けでも仕上がりは良かったですし、次も楽しみです」

シャイニングレイ

コースも、輸送も克服済みだったが、精神面のモロさをみせたシャイニングレイ