【天皇賞(春)】「内枠が欲しかった」橋田厩舎の2頭

5月3日(日)に行われる第151回 天皇賞(春)(G1)の枠順が確定。2頭出しで挑む橋田厩舎は内からスズカデヴィアス(牡4、栗東・橋田厩舎)が4枠8番、目下G2を連勝中のアドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田厩舎)が大外の8枠17番に入った。

2頭を管理する橋田満調教師はどちらも「内枠が欲しかった」と苦笑い。人気を集めそうなアドマイヤデウスは「いくら距離があるといっても、やっぱり内枠が良かったですよ。まあ、決まったことなんで仕方ないですね」と気持ちを切り換え、「追い切り後も落ち着いているし、ここまで順調に調整ができました」とデキの良さでG1獲りに挑む。

一方のスズカデヴィアスも「もう少し内枠が欲しかったね」と枠順には納得いかない様子も、「ジョッキーもこの枠なりな競馬を考えてくれるでしょう。追い切りは動きすぎなぐらい動いたけど、けさ(金曜)の気配は変わりなかったですよ」と状態の良さには太鼓判を押している。

好成績を残すことはできなかったが、両馬ともに昨年の春は皐月賞とダービーの舞台を経験している素質馬。幾多の名馬を送り出している名トレーナーがジックリと手塩にかけて再び大舞台へ送り出してきた。レースのカギを握る2頭の走りは大いに注目だ。

【天皇賞(春)】ゆったりローテでいざG1 勢い乗るアドマイヤデウス
:最終追い切りの様子と橋田満調教師の一問一答を掲載。

【天皇賞(春)】アドマイヤデウス岩田「まだ60~70%の走り」
:岩田康誠騎手の一問一答を掲載。

【天皇賞(春)】流れに乗りたいタマモ、スズカの伏兵2騎
:最終追い切りの様子と児玉調教助手のコメントを掲載。