【天皇賞(春)】7枠13番キズナ「超天才ジョッキーにお任せ」

5月3日(日)に行われる第151回 天皇賞(春)(G1)の枠順が確定。昨年4着のリベンジを期すキズナ(牡5、栗東・佐々晶厩舎)は7枠13番に入った。

昨年のこのレース後に骨折が判明。2月の京都記念で復帰して3着、続く大阪杯では2着と、久しく勝ち星から遠ざかっているキズナ。ただし、その内容は決して悲観するものではなく、大一番のここへ向けて馬の状態は確実にアップ。佐々木晶三調教師は「金曜は坂路1本を乗ったよ。前走時も状態は良かったし、現状維持で十分でしょう」とリラックスした表情を見せる。

引き当てた枠は去年よりひとつ内側となる7枠13番。「枠? ところで13番で勝った馬っているの? アンバーシャダイか。乗ってた加藤(現調教師)は同期なんだよ(笑)。競馬は超天才ジョッキーにお任せですよ」と最後までいつもの笑みを絶やさなかった指揮官。

鞍上は平成元年春の天皇賞をイナリワンで制し、そこから4連覇を果たした『平成の盾男』武豊騎手。キズナの父・ディープインパクトでも勝っており、勝ち方は熟知している。去年の忘れ物でもある天皇盾を全力で獲りに行く。

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