【オークス】汚名返上へ 桜1番人気ルージュバックは7枠14番

5月24日(日)に行われる第76回 オークス(G1)の枠順が確定。桜花賞9着から巻き返しを狙うルージュバック(牝3、美浦・大竹厩舎)は7枠14番に入った。

デビューから、きさらぎ賞まで無傷の3連勝。2走目の百日草特別では、のちの重賞ウイナー2頭をレコードで破り、きさらぎ賞は西の良血馬を一蹴。桜花賞は単勝オッズ1.6倍という圧倒的な1番人気に支持されたが、初めての多頭数、揉まれる競馬で見せ場なく9着と初黒星を喫した。
桜花賞後は馬体のケアを最優先してギリギリまでノーザンファーム天栄で調整。帰厩して日は浅いがウッドチップコースでは素軽いフットワークを見せており、大竹正博調教師は「前走よりも元気な姿で競馬場に向かえる」と反撃に意欲を見せる。

このオークスで手にした枠は外めの7枠14番。「枠はどこでもいいと思っていた」と師は意に介していない様子で、「それよりも何がこの馬にとってベストかを考えてやってきた。前走はいくつもの悪い条件が重なったが、何とか巻き返したい」と言葉の節々にここへ懸ける思いがヒシヒシと伝わってきた。

ポテンシャルの高さは桜花賞までのレースぶりを見ての通り。前走も明らかな力負けという内容ではなかっただけに、関係者はもちろん、ファンの期待も大きい。百日草特別を圧勝した東京コース、外めの14番枠ならばスムーズな競馬も出来そうで、さらに鞍上の戸崎圭太騎手は先週のヴィクトリアマイルを制してリズムもアップ。反撃の時が刻一刻と近づいている。

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