「上手な競馬」も難しさ出たココロノアイ 弾けず7着

●5月24日(日)、2回東京10日目11Rで第76回オークス(G1)(芝2400m)

4着 アースライズ(三浦騎手)
「これくらいやれる力があると思っていましたし、期待通りの走りでした。リズム良く走れるかどうかがカギだと思っていましたが、その通りの競馬が出来たことが結果に繋がったと思います。よく頑張ってくれました」

5着 アンドリエッテ(川田騎手)
「ゲートであれだけ待たされてしまっては……。馬の気がなくなってしまったようで、テンから進んでいきませんでした。見てもらってもわかる通り、奇数枠の馬で掲示板に乗ったのは僕の馬だけでしょう。可哀想な競馬でした」

6着 ローデッド(柴山騎手)
「ポンとスタートを出て、流れに乗れました。キレ味の差もありそうだったので、早目に仕掛けていきましたが、最後は瞬発力の差が出ましたね」

7着 ココロノアイ(尾関知人調教師)
「パドックでの気合いの入り方も許容範囲でしたし、落ち着いてレースに臨めました。ジョッキーが思ったようなポジションを取っても、これまでで一番、上手に競馬ができましたよ。ただ、じわじわ伸びているのですが、切れ味勝負で見劣ってしまいました。引っかかる馬が引っかからないと、瞬発力が薄れるのかもしれません。そのあたりが悩ましいですね」

8着 マキシマムドパリ(武豊騎手)
「体が増えていたのは良かったと思います。しかし、外から来た馬もいて、1コーナーで押し込められてスムーズさを欠きました。内枠を引けたのに、まるで外枠からのようなレースになってしまいました。それでも最後はジリジリ伸びていますし、今後が楽しみです」

9着 クイーンズリング(M.デムーロ騎手)
「もともとズブさがある馬で、4コーナー辺りからズブいところを押していきました。最後まで伸びてはきていますが、距離が長かったですね」

11着 ディアマイダーリン(福永騎手)
「これ以上ない競馬です。スタートを決めて、スローの流れを好位の内で折り合えましたが、外に出したときには余力がありませんでした。これから良くなってくると思います」

12着 キャットコイン(柴田善騎手)
「ゲートで待たされて扉を蹴っていましたし、気持ちの余裕がなくなっているようでした。ゲートもヨレる感じで出ましたし、道中もハミを取りませんでした。戦意喪失といった状態で、この馬でこんなことは初めてです」

13着 ノットフォーマル(黛騎手)
「今の馬場は前が残れる馬場ですし、積極的にいこうと思っていました。マイペースで運べましたが、結果的にもう少し後ろを離して逃げても良かったかもしれませんね」

14着 ペルフィカ(菱田騎手)
「本当は好位を取りたかったですけど、ゲートで待たされて出ていけませんでした。折り合いそのものは大丈夫でしたが、勝負どころで手応えがもうひとつといった感じでした。距離が長いようですね」

15着 トーセンラーク(江田照騎手)
「距離もありますし、結果的に直線だけの競馬になりました。さすがにオークスでメンバーも揃っていますからね。それでもジリジリ脚を使っていますし、もう少し距離を詰めれば更にやれそうです」

16着 コンテッサトゥーレ(ルメール騎手)
「良いレースが出来ましたが、スタミナが足りないですね。4コーナー辺りで力が残っていませんでした」

17着 シングウィズジョイ(内田博騎手)
「外から主張してくる馬がいましたし、あれ以上は押していけませんからね。折り合いはついていましたが、最後は自分の形で競馬が出来なかった分でしょう。手応えがなくなってしまいました。それでもトライアルを勝ってここまで進んで来られましたし、秋も楽しみな馬ですよ」