【日本ダービー】7枠13番リアル・福永「皐月賞以上に動ける」

5月31日(日)に行われる第82回 日本ダービー(G1)の枠順が確定。皐月賞2着のリアルスティール(牡3、栗東・矢作厩舎)はライバル・ドゥラメンテの1つ内側となる7枠13番に入った。

皐月賞は好位でジックリと脚を溜め、直線で満を持して抜け出し、「勝った」と思われたところをドゥラメンテの鬼脚に屈して2着。それでもキャリア4戦目、まだまだ成長途上であることを考えれば十分の内容。あの一戦だけでもちろん勝負付けは終わっていない。

今回はドゥラメンテの1つ内、7枠13番からのスタート。福永祐一騎手は「枠は当たったとこでやるしかないですからね。ま、大丈夫じゃないかな。金曜も跨って身のこなしを確認したけど、今までになかった弾む感じが出てきてましたね。コレを待ってたんですよ。今回は皐月賞以上に動けるはずです」と力強いコメント。確かな手応えを掴んで決戦に臨む。

騎手生活20年目で、1998年の初騎乗(キングヘイロー・2番人気14着)から16回目の挑戦。天才ジョッキーといわれた父も手にできなかったタイトルにかける想いは人一倍強い。暮れの時点で何頭もいた騎乗候補馬の中から素質に惚れ込んで乗り続けた最愛のパートナーとともに夢のタイトルを獲りに行く。

【日本ダービー】「泰然自若」厩舎2度目のダービー制覇へ リアルスティール
:矢作芳人調教師の独占インタビューはコチラ。

最終追い切りの様子と福永祐一騎手の一問一答はコチラ⇒

最終追い切り後・矢作芳人調教師の一問一答はコチラ⇒