【POG】ミルコが導きルグランフリソンV…新潟新馬

8月2日(日)、2回新潟2日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ルグランフリソン(牡2、栗東・中竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.9(良)。

2着には2馬身半差で2番人気・タニノアーバンシー(牝2、栗東・角居厩舎)、3着には4馬身差で3番人気・ミネット(牝2、美浦・藤沢和厩舎)が続いて入線した。

名牝ウォッカの仔タニノアーバンシーに注目が集まった一戦。まず、ワールドフェーマスが好スタートを切ると、その外からタニノアーバンシーが前に出る。内に目をやると、ニケトップランが押してハナを主張する。
残り6F辺りで、ルグランフリソンが中団から一気に先頭に立つ。同時に内からメジャースターダムが単独2番手のポジションで、その後ろにタニノアーバンシーが位置を取る。
最終コーナーを曲がるタイミングで先頭のルグランフリソンが後続を引き離しにかかると、タニノアーバンシーも押して後を追う。前の2頭と後続との差は縮まらず、最終的にルグランフリソンが最後まで脚を伸ばし新馬勝ちを決めた。注目のタニノアーバンシーも後続に差をつけるも、決め手勝負で2着に甘んじた。

勝ったルグランフリソンは米国産馬で父スマートストライクは米G1馬。同じ父を持つ日本管理馬はエンプレス杯を勝利したアムールブリエなどがいる。
馬主は前田幸治氏、生産者は米のGreenLanternStables,LLC。馬名の意味由来は「戦慄(仏)。戦慄が走るほどの強さ」。

1着 ルグランフリソン(M.デムーロ騎手)
「口向きに難しいところはありますが、賢い馬ですね。追い切りに乗って、走ると思っていました。口向きの難しさがあるので、今日は外枠も良かったのではないかと思います」

2着 タニノアーバンシー(岩田騎手)
「スタートセンスも良いですし、素質を感じますね。母とトビが似ていますし、馬体も似ています。力を付けてしっかりしてくれば楽しみですね」

3着 ミネット(北村宏騎手)
「まだ気を遣うところがあって思い切り走っていけませんし、体もそれほどないので出来る範囲での調教を積むという現状のなかで、よく追い込んでくれました。使って良くなってくると思います」

4着 パラノーマル(柴田大騎手)
「まだフワフワしていましたが、仕掛けてからの反応は凄かったです。先々、大物になりそうですよ」

5着 ストロングファルコ(田中勝騎手)
「稽古では自分から動いていましたが、レースでは前半にフワフワしていました。最後はよくきていますし、競馬を覚えてくれば変わってくると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ルグランフリソン
(牡2、栗東・中竹厩舎)
父:Smart Strike
母:Leaning Tower
母父:Theatrical

ルグランフリソン


ルグランフリソン


ルグランフリソン

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